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「真剣になりすぎてはいけない…」ウエリ・シュテックの言葉に救われた [山の本、TVなどメディア関係]

 Rock&Snow071(春号)の特集は「現代クライミングの到達点」として、ヒマラヤのアルパインクライミングから、アイスクライミング、フリークライミングなど各分野で考え得る最高のクライミングについて。

 この中で「スイス・マシーン」との異名を持つ男、ウエリ・シュテック(スイス)のインタビューが載っていました。(正しい日本語表記はウーリーだそうです)ウエリのアイガー北壁の記録は2時間22分だそうです。Youtubeを見たらほとんど走り登っている感じですね(^ ^)

 そのインタビューの中で心に残った言葉が次の言葉です。

 トレーニングや準備段階でシリアスになることは必要ですが、課題を行ううえでは、真剣になりすぎてはいけないと思います。成功しても、しなくても、世界が変わるわけではないのです。地球は明日も同じように回る。何千年前と同じように。それに、もしプロジェクトに完成しなくても、そこから得られることはあるでしょう。


 「トレーニングや準備段階でシリアスに」というように、もちろんウエリは人並外れた努力をしたうえだからこそ、こういう言葉を言えるのだと思います。

 実は私はこの言葉にちょっと救われました。ウエリと私が比較にならないのはわかっているんですが(^ ^)

 「世界は変わらない」「地球は回る」なんとスケールの大きい言葉なんでしょう!その言葉だけでも身体が開放されるような気分になるのです。


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RW

世界最高のクライマーって自分の中ではラインホルトメスナーくらいしか頭に浮かびません。最近はまったく不勉強です。(苦笑)
by RW (2016-04-18 06:24) 

かばたん

実は私もほとんど知りません。メスナーの時代の切り拓き方は、やっぱり別格だと思いますよー
by かばたん (2016-04-18 23:27) 

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