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那岐山C→Bコース 雪が降っていました [関西の沢と岩と雪]

 岡山県の東部に位置する那岐山は関西からは近いはずですが、正直なところ山行を考えたこともありませんでした。今回、岡山に用事があったので1泊して、翌朝まだ暗いうちから車で向かいます。

那岐山のCBコース入り口には熊注意の看板

 あいにくのお天気で上半身だけ雨具を着込んで出発です。あまり雨が強くならないといいのですが。
 登山口の看板には「熊注意」と書かれていました。まだ冬眠から目覚めるには早いですよね。それとも暖冬だと目覚めるのが早くなるのかしら?など、頭の中をクマがぐるぐる回ります。

Cコースの水飲み場

 上りはCコースをとりました。植林の林を抜けると大神岩です。眼下がひらけて街並みが見えました。日本原といわれる高原地帯でしょうか。ここには陸上自衛隊の駐屯地があります。

大神岩からの眺め

 さてポツポツと降っていた雨が、パラパラと音を立てて雨具のフードに当たるようになりました。雪だ!寒気が流れ込むと天気予報で言っていたので、もしやと思ってました。八合目で笹の葉に雪が積もるようになりました。 

八合目から雪が出てきた

 那岐山はイザナギ、イザナミが君臨したとする伝説の山です。そこかしこに「神仏スポット」があって、岩に文字が刻まれています。

神仏スポットがある

 滝山との分岐点では雪化粧がとてもきれいでした。分岐点にはトイレがありました。滝山方面に少し足を伸ばせば、雄大な景色に出会えるようですが、ガスが出ているので今回はパスしてそのまま那岐山に向かうことにします。

滝山との分岐 雪化粧がきれいだ

小屋はきれいだった

那岐山 山頂

 立派な避難小屋をへて頂上に着きました。ガスの中なので写真を撮ったらすぐに下山にかかります。下山はBコースをとります。途中で出会った人が「3月中旬でこんなに雪がないなんて…」と泣きそうな顔で話していました。今年はどこに言ってもこの会話です。「上に行ったら雪が積もっていますよ」と教えてあげると、ちょっと顔がほころんだような気がしました。

 どんどん降りて行くとちょっとガスが晴れたような気がします。間も無くで駐車場に到着です。

蛇淵の滝

 那岐山は雪がある時でも日帰りできそうでいいですね。岡山の人に親しまれているのもわかります。この辺りの山では後山も行ったことがありません。ちくさ高原からも近いので、来シーズンはスキーで考えてみようかな、なんて。

■岡山・那岐山 2020/3/14
駐車場(7:20/9:10)那岐山(9:20/10:55)駐車場


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