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「このご時世ですから…」GW登山はやはり自粛で [クライミングを復活させたい]

 最近はマスクをしていない人が前から歩いて来ると、心の中で「えっ」と思っている自分に気がつきます。集団でもなく、話をしているわけでもなく、息を弾ませているわけでもないのに。家にいた方が気が楽という気分になってきている…
 
 さて「山岳四団体が連休中の登山自粛を要請」「登山は地元に迷惑がかかる」旨の記事を前回書きましたが、そのすぐ後に、やはりということが起きました。東京都内の36歳の自営業男性が遭難した後、新型コロナウイルス感染の疑いのあることがわかり、濃厚接触者として救助隊員やパイロットが2日間自宅待機したというのです。(以下は4月28日の信濃毎日新聞抜粋)

県警関係者によると、男性は25日、単独で阿弥陀岳に入山。午後1時ごろ、頂上に近い御小屋尾根付近(2500メートル)から滑落し、動けなくなった。男性の119番通報を受けて県警ヘリの他、茅野署員、諏訪地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員が地上から出動。男性は午後4時半ごろ、ヘリで救助された。

男性は収容先の諏訪市内の病院で左手首骨折の重傷と診断された。その際、CT検査の肺の画像で、新型コロナウイルス感染の疑いが浮上。PCR検査を受けることになった。仮に男性が陽性だった場合、濃厚接触者に該当する可能性があるとして、ヘリに搭乗した県警山岳遭難救助隊員やパイロット、整備士、隊員と松本空港に帰着した後に接した別の隊員ら計10人前後が自宅待機した。

27日、男性は陰性と判明。自宅待機は解除された。


 起きてはならない時に、遭難って起こるもののような気がします。登山は社会的責任が伴います。ここはグッと我慢です。でも週開け(5/4)の緊急事態宣言の延長で、また登山再開が遅れそうです。

 クライミングジムも経営難に追い込まれていて、日本クライミングジム連盟では署名活動を4月28日から始めたそうです。

 集団免疫を目指しているスウェーデンは極端だと思いますが、新型コロナウイルスと共存する社会を世間が許容できるかどうか、そのコンセンサスをどう取るかでしょうね。

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creeker

登山まで自粛となってしまい残念ですが、ここは我慢するしかないですよね。
スウェーデンの集団免疫についても少し驚きましたが、各国で多様な考え方が生じるほど、新型コロナというのはそれだけ未知のウイルスなんでしょうね。

by creeker (2020-05-04 23:41) 

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