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生駒を縦走 マスクほとんどの方が…していない  [関西の沢と岩と雪]

 自粛の解除がすごい勢いで進んでいるのを感じています。それでも関西は今のところ第二波の兆候も見受けられません。「同調圧力」が強いのでしょうか、それとも外国人がいなくなれば「三密」となるような人混みがないだけでしょうか。でも、いつかは第二波が来ると思っておいたほうが良いのでしょうね。

 さてお天気も良いので、ちょっとばかり登山に行きたいと、近所の生駒へ行くことにします。阪奈道路の生駒登山口バス停から歩きます。
 アジサイ園は開花間近です。ツボミの中に青い花びらを見せているものもありましたよ♪

200607アジサイ.jpg

 生駒山上遊園地は6月1日から営業を再開したということです。お化け屋敷など屋内施設は休止しているようです。大変だなー。
 
200607生駒山上遊園地 (1).jpg

 この日はとても良い天気です。ハイカーの人も多かったです。マスクの人はほとんどいませんでした。バフというチューブ式のネックウェアをしているトレランの方がちらほら。

200607暗峠.jpg

 とかいう私もマスクはしていません。一人で無言で歩いていますし、人にはあまり近づかないように心がけました。肌感覚では「これでいいのでは」と思います。根拠はないのですけど。そういえばトレランの人とすれ違うときはちょっと息を止めていました(^ ^)
 下の黄色い花はマツヨイグサ属と思われます。

200607黄色い花.jpg

 鐘の鳴る展望台では360度見渡すことができました。下の写真は、奈良南部の方面です。
 展望台には「誓いのリング」がたくさんかけられていました。これってすごく昭和を感じるのですけど、令和の時代にも残る風習なのでしょうか。だいたいいつどこで誰が始めたのでしょう?
 それにしても縁がなかったな〜

200607鐘の鳴る丘から奈良南部方面.jpg

 歩道橋で西側から東側にドライブウェイを渡り、しばらく歩くと十三塚です。

200607十三塚.jpg

 そこから下ります。水呑地蔵尊は昔、父親によく連れてこられたところです。家の近くのお地蔵さんも水呑地蔵でした。

200607水呑地蔵尊.jpg

 上の写真は子供の頃に「やっと着いた〜」と見上げた時のお堂の姿そのものです。谷間の向こうに見えたのではなく、お堂を横からみている図だったのですね。ずっと勘違いしていました。
 ここでは水を汲む人がたくさんいらっしゃいました。生水は飲まないよう注意を促していたので、残念ですが我慢です。

200607水呑地蔵尊から大阪平野.jpg

 ここからの大阪平野の眺めは格別です。先ほどの鐘の鳴る展望台も良いのですが、こちらの方が「街が近い」のでダイナミックな気がします。

 そこから下はお地蔵さんがところどころにありました。そして伊勢物語のモデルとされる在原業平(ありわらのなりひら)が通ったという高安の村に下りてきました。

 業平がこの地の娘を見初め通い続けていたのですが、ある日娘がご飯を自分でよそって食べていたのをみて、一気に冷めてしまったそうです。給仕は侍女がするものだった当時の価値観が多分に影響されているのでしょうけど、娘はその後池に身を投げたとのこと。娘がかわいそうです。
 でもふとしたことがきっかけで気持ちが冷めるというのもなんとなくわかるような気がします。なんのこっちゃ(笑)

八尾市図書館のサイト

 このまま登山が続けられる「日常」が続きますように。

2020/6/7
■生駒登山口(7:35/9:25)山頂(9:33/12:25)近鉄服部川駅
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