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北神戸・丹生山系を縦走 昔から気になっていた… [関西の沢と岩と雪]

 三ノ宮から神戸市営地下鉄に乗って谷上へ行く。それから神戸市営バスに乗って丹生神社前へ。最初はもう一人の若い登山者(速そうな人だ)と私だけだったけれど、箕谷で団体さんが乗車してきて、車内は賑やかになった。どうやらみんな丹生神社前で下車するようだ。バスを降りると僕は人込みから逃げるように、後ろを振り返らずに山に向かって歩く。

丹生山 登り口にあるお地蔵さん

 道の真ん中にお地蔵さんがあるところをすぎて、「太陽と緑の道」の標識に従った。最初は薄暗い道だったが、丁石があって、それをたどっていく感じ。

尾根に出て明るい林になった

 合流した道から来たのだろうか、他に数パーティいたが、この人たちも抜いて丹生山に向かう。

表参詣道の入り口

 わりと角ばった石が散らばった道を歩いていく。お天気も思ったよりよくならず、なんとなく気が晴れない。やがて丹生山に着いた。頂上部分は神社の神域でどこに三角点があるのかわからなかった。

丹生神社

 それから帝釈山へ。一方が開けていて、ここは見晴らしがよかった。山が切り開かれ、街が白く光っていた。

帝釈山

帝釈山からの眺め

 途中からピーナッツを食べたり、SOYJOYを食べたりして歩く。道標はいっぱいあるのだが、道自体は前述したように角ばった石がごろごろとしているので「しっとりとした」とか、「歴史をかみしめながら」というような道ではない。

双坂池

 岩谷峠の手前で国道に出て、ちょっと下って双坂池から稚児ヶ墓山に登る。これも沢跡のような石がゴロゴロしたところを登っていく。道もはっきりしない。

谷を詰める

 稚子ヶ墓山の頂上は特になんということもない。秀吉の播州征伐の巻き添えとなった幼い稚児を葬ったところとされている。そこの椿が枯れてしまったので今は地元の山田民族文化保存会の方々が植樹したそうだ。実物は見ていないが、保存会が周辺のマップを2020年4月に作成したそうだ。神戸市の資料

稚子ヶ墓山

椿の木は植樹された

 そこからの下りはほとんど沢の中を行くようなところもあり、これは一般道としては厳しいのでは、と思う。

水も流れる中の道

 降りたところに突然柏尾台という住宅地が現れたのだが、これがすごい豪邸ばかりのところでびっくりした。今まで見たこともないような大きさの家なのだ。あとでネットで調べたら「北神戸のビバリーヒルズ」と呼ばれているとのこと。どんな人が住んでいるのだろう?

下山途中で丹生山系を仰ぐ

 国道に出たら、ちょうどバスが大滝口のバス停をすぎたところで、合図を出したら乗せてくれた。ラッキーだ。家に着いたらデアリングタクトの無敗の三冠達成の瞬間に間に合った。

 丹生山系は父親の持っていた神戸新聞社発行のハイキングの本に出ていたのを読んでから昔から温めていたコースだ。だから行くことができて、とてもうれしいのだけれど、ちょっと考えていたのとちがった。全般的に見晴らしはないし、道も丹生山から先は、石がゴロゴロしていて、よく踏まれている古の道とは言えないから。六甲にはない静けさ、ワイルドさは味わえますけどね(^ ^)

■北神戸・丹生山系縦走(2020/10/18)
丹生神社前バス停(8:55/10:00)丹生山(10:05/11:50)稚子ヶ墓山(12:00/12:58)大滝口

スマホの記録


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