SSブログ

もうすぐ春  [東京での登山と日常]

 東日本大震災から11年の特集番組がひと通り終わったな、と思った頃の先日の地震でした。揺れが長かった〜。もうウトウトしていたのですが、揺れを感じた時には「もう終わるか、まだ終わらないのか、長いな」と考えていて、一つも身を守る行動をしていなかったと反省しています。それよりも停電した方がびっくりして一気に目が覚めました。真っ暗な中、登山用のヘッドランプを手探りで見つけ、ラジオで状況を知ることができました。
 東京に来て何度か大きめの地震に遭いました。半年に一度のペース。多い…。

 登山への影響としましては、東北新幹線が脱線したりして、当面、安達太良とか西吾妻とか磐梯山は計画できそうもないなあ、そうなると上信越とか白馬方面になるなあ、と考えている次第です。

 東京での生活のメモです。
 下の写真は「中銀カプセルタワービル」です。建築家の黒川紀章の作品で、大阪万博のエキスポ・タワーもそうですね。万博のあとに作られたようです。カプセルは増やすことができ、形を変えながら進化していく。逆に考えると、進化とは形を変えていくものと言えるでしょう。メタボリズムという考え方らしいです。2月に前を通った時には、フェンスも増えていて、どうやらいよいよ解体が始まるようですね。

カプセルタワービル.jpg

カプセルタワービル2.jpg

 なくなると言えば「岩波ホール」。結局一度も行きませんでしたが、昔大阪・北浜の三越ホールというのがありまして、それが閉館するときに、よく一緒に取り上げられていた覚えがあって、名前を知っていました。一時は人気があった独立系映画館もちょっと影が薄くなってしまいました。

岩波ホール.jpg

 東京での日常生活は週末に日帰りで山に行って、もう1日の週休日はご近所に買い物に出かけています。下の写真は門前仲町の富岡八幡宮です。いつも骨董市をやっていまして、茶碗や小皿を買いました。2つで300円でした。

富岡八幡宮の骨董市.jpg

 料理の自炊も相変わらずやっています。下の写真は新玉ねぎのレンチンです。かつお節にポン酢をかけただけですが、玉ねぎがトロトロでいくらでも食べられそうです。そのほかに酒粕を買って来て、魚の粕漬けや、味噌汁に入れたりしています。ちょっと手間をかけることで驚くほどの味の変化が生まれ、幸福感が増す。きっと何かホルモンが分泌されているにちがいない。

新玉ねぎ.jpg

 最近読んだ本としては平野啓一郎さんの「マチネの終わりに」を読みました。ガチの恋愛小説です。平野さんの本を読んだことがなかったので古本屋で買いました。難しい漢字があったり、知識も豊富で、読んでいると賢く知的な気分になれます。
 恋愛に限らず、あのときこうしていればどうなってたな〜とか、運命についてツラツラ考えたりして。

 週明けからはまん延防止法も解除されるとのこと。東京は人で溢れるのでしょうか。飲み屋も人でいっぱいになるのかな?山も溢れるかな?そうなるとアクセスの仕方も考えないとな〜と思っています。

 桜が咲く頃、どの残雪の山に行こうか。


マチネの終わりに(文庫版) (コルク)

マチネの終わりに(文庫版) (コルク)

  • 作者: 平野啓一郎
  • 出版社/メーカー: コルク
  • 発売日: 2019/06/06
  • メディア: Kindle版



nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 3

コメント 2

ぽこねん

満喫^^充実の日々
また色々教えて下さいね〜
by ぽこねん (2022-03-20 08:26) 

かばたん

自分を大事にしても良い年齢かと(^_^)ゞ
by かばたん (2022-03-28 08:24) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント