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ちょっと緩みました…大阪湾で小サバ釣り [日常]

 緊急事態宣言が解除されて、どういう風に「日常」を過ごして良いのか、手探り状態です。仕事は在宅勤務でできることも割と多いように感じるので、「出てこい!」と言われるまでは家でパソコンの仕事をしたいと思います。だって通勤がないのが楽なんですもの。

 さて大学生の二男は、前期いっぱい、実習以外はオンライン授業を受ける事になり、バスケットボールのクラブも活動休止。「この事態なら仕方ない」と諦めていますが、発散の場がないようです。

 そこで「久しぶりに釣りにでも行く?」と誘ってみると話に乗ってきました。普段は友達と遊ぶとかバイトとかで忙しいので、これはコロナのおかげかもしれません。

 泉大津でサビキ釣りする事にして、午前6時過ぎに行ったら、すでにファミリーがたくさんいます。ようやく合間を見つけ中に入れてもらい、早速仕掛けを投じます。すると一投目から小サバが入れ食い状態となりました。水面から1メートルくらい下でしょうか、ときどき回遊してくるようです。結果2〜3時間やって30匹くらい釣れたところで、餌のアミエビもなくなったので納竿としました。

 帰ってヌメリを塩でとり、頭を切って内臓をとって、竜田揚げにし(てもらい)ました。揚げたてはとっても美味しかったし、翌朝、温めて食パン、オリーブオイルと食べたらこれもまた美味なり〜。

小鯖の竜田揚げ

 今回初めて「チューブタイプ」のアミエビというものを使ったのですが、手が汚れないのが素晴らしくて感動しました。やっぱり世の中進化しているなあ。
 登山している人には「水筒のプラティパスplatypusの中にアミエビが入っている」と思ってもらえばわかりやすいかと思います(^ ^)


マルキュー(MARUKYU) アミ姫 600g.

マルキュー(MARUKYU) アミ姫 600g.

  • 出版社/メーカー: マルキュー(MARUKYU)
  • メディア: スポーツ用品



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コロナの時代 登山で心がけてみようと思うこと [クライミングを復活させたい]

 関西では緊急事態宣言が解除され、関東や北海道ももうすぐ解除されそうですね。緊張を維持しながらも、やはりホッとしてしまいます。

 ノーベル賞の山中伸弥教授が、今回のウイルスは「恐るべき“二重人格”の持ち主で、ほとんどの人は軽症か無症状で済むのに、数%の人には強力に襲いかかって命を奪ってしまう」この恐さが「季節性のインフルエンザと段違いに違う」と月刊誌の対談で話していました。

 ワクチン開発は少なくとも1年はかかる見込みとのこと。こうした状態で、どう登山を再開したら良いのか、考えて見ました。あくまで私見です。

①人の多いルートは避ける。人と距離をとる。アプローチのマスクは必携。登山中のマスクは状況を見ながら判断。
②まずは近場のハイキングから始める。
③コンビニでトイレを借りられるようになるまで、公共トイレなどでこれまで以上に用を済ますことを意識する。SAや道の駅を確認しておく。公共交通機関はできるだけ使わないようにしたいのですが…
④山小屋は閉まっている。泊まりがけはテント泊が基本となる。(今までもだいたいテント泊だったけど)携帯トイレを持ち歩くようにする。買う必要あり。
⑤地方へのインパクトを考えて、状況を見ながら対象山域を広げていく。
⑥日頃から体温を測って体調管理をする。いざという時に過去2週間の体調を答えられるようにしておく。

 こう考えてみると、単独行が増えるでしょうね。それはそれで遭難が増えたりしないでしょうか。
 関西の緊急事態宣言が解除されたのが5月21日。6月初旬に感染がぶり返しているかどうかが、登山も含めた行動範囲拡大の目安かなと思っています。

 作家の村上春樹さんのラジオ番組「村上RADIOステイホームスペシャル~明るいあしたを迎えるための音楽」を聞きました。誰かを責めるような今の社会の風潮を懸念していることや、今回のウイルスとの戦いは戦争の憎しみとは違って、互いが助け合うようなもの、というようなことトークしていました。

 寛容な社会が叫ばれて久しいですが、相手への思いやりを大事にしながら、だけど距離をとって…手探りの生活の始まりです。新しい生き方が見つかるかもしれない、そんな希望を持ち続けたいと思っています。

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モンベル自立型ツエルトのポールを修繕してもらった [クライミングを復活させたい]

モンベル U.L.ドームシェルター 2型

 モンベルの自立型ツエルト「U.L.ドームシェルター2型」。去年秋に南アルプス縦走で初めて使用した時に、呆れるほどショックコードが伸びきっていて、なかなかポールが繋がりませんでした。

 買ったのは2年ほど前で、全然使う機会がなかったのです。油断しきって点検せずに持って行った私が悪いのでしょうが、「こんな伸びる?」とやり場のない苛立ちを覚えました。

 とは言うものの、素直にモンベルに修理に出したら¥2,000円(税抜きだったと思う)とのこと。2週間ほどで出来上がりました。コロナが本格的に流行る前のことです。

 モンベルのカタログには「就寝を目的としたテントではありません」と注意書きがあるのは承知の上で、もう少しいろんな用途に使いまわしたいです。雨が降りそうもない週末に、低山を繋げて縦走するとか…。

 コロナ。6月にでもなれば、ちょっとは行動できるかな?

モンベルの自立型ツェルト
去年秋の南アルプス白峰三山縦走で使った時のモンベル U.L.ドームシェルター 2型



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コロナ影響は…大学山岳部のブログから 2019〜2020積雪期 [大学山岳部のブログから]

 勝手に大学山岳部を応援する「大学山岳部のブログから」です。いつもより早いタイミングですが、コロナで残雪期の活動は無理でしょうし、山岳部の新歓にも影響が出ているので気になった次第です。

 授業自体がオンラインで行われています。どのクラブやサークルもそうでしょうが、山岳部の皆さんも活動を自粛していて4月以降の記録は見かけませんでした。

 新入生勧誘は「オンライン」で行うのが主流のようです。北海道大学の新歓はWeb会議サービス「zoom」で説明会しているとのこと。大学当局は新歓の開始を6月30日としているそうです。同志社大学は対面授業が行われる5月12日まで新歓を自粛するとのこと。大学も状況の変化を睨みながら再開のタイミングを伺っているのがわかります。ただし日付は延期しているようです。立命館大学も週一回「zoom」ミーティングに筋トレ。京都大学は「google hangout」でオンライン説明会。

 早稲田大学のtwitterで新歓の質問コーナーをみていると「授業を休む必要がありますか?」との問いに対し「体育会なので公欠届を出しますが、受理されるかどうかは教授次第」との記述がありました。公欠届があるのですね。教授次第だとはいえ、体育会に理解のある大学だなと思いました。「勉強との両立はできます」も心強い言葉でした。

 さて、そんな中記録をみてみますと

 首都大学東京は1/12-17で槍ヶ岳の北鎌尾根へ。湯俣からはビニール袋を巻きつかて渡渉したり(効果は今ひとつだったのかな?)下部尾根は確実に登っています。しかし槍ヶ岳頂上への上りと下りで予想外の苦戦を強いられ、最後にはビヴァーグまで追い詰められる記録はちょっと鳥肌ものでした。満身創痍での下山を読むと、やはり「キタカマ恐るべし」の感想しかありません。

 同志社大学は立山でイブ合宿をした末に、年末に飯豊連峰縦走(12/24-30)、2月に戸隠連峰登攀(2/7-11)、夕張山地縦走(2/23-3/1)と充実した積雪期の記録が並びます。さらにクライミングも鬼が牙や福良の岩場など渋すぎます。こうした辺鄙な岩場の記録にはきれいなルート図もついていて、こうした記録をまとめる能力と努力は、よく鍛えられているなあと思います。

 北海道大学はカムエク、カムイエクウチカウシ山の写真の数々が本当に日本離れをしていて素晴らしいです。今回さらに用語解説という欄を見つけました。私以前に「EPって何でしょうか」とブログで書いたことがあるのですが、EPはアイゼン、ピッケルのことでした。納得。変わってRFがわかりませんでした。どうも北大の山岳言葉は独特です。ちょっと違う文化があるのかな?。それとも時代の差でしょうか。

 日本大学は槍ヶ岳の中崎尾根へ行っているのですが、ここのところ見かけたことのない大所帯でした。最後の集合写真で撮影者も含めると13人はいるのではないでしょうか。これだけの若い人が集まれば楽しいでしょうね。

 立命館大学は年末に聖岳東尾根を登りました。尾根を見下ろしている写真なんかはなかなかいいと思いました。アプローチは今でも「青春18切符」なんですね。こういうのを読むと学生頑張れ!と応援したくなります。タクシーの運転手によると芝沢ゲートから易老渡までの道路の修復は2年かかるとのこと。まじか〜。

 専修大学は3/2-5で蓮華岳東尾根へ。渡渉をやり過ごして悪天が来る前に素早く蓮華岳をアタックすることができました。最初にトレースがあることにびっくりしています。荒船山のアイスクライミングの写真は関西にはない明るさがあって羨ましいです。

 明治大学も蓮華岳に12/25-1/2まで。多分同じ東尾根だと思うのですが、相変わらずの重厚登山が伺えます。伝統ですね。

 青山学院大学は雪崩事故防止研究会・那須山岳救助隊と三者主催で雪崩講習会を行ったようです。計画では午前10時から午後5時半までとあり、中身の濃い内容だったのでしょう。どんなだったのか報告も楽しみにしたいと思います。こういう知識って常にアップデートする必要があるでしょうから、私みたいなオールドも聞いてみたいです。関西でもないですかね。

 新型コロナウイルスの影響はどこまで続くかわからない中、活動が思うようにならないのは可哀想です。新入生もたくさんの出会いがあるこの時期にキャンパスへ行けないのは不運としか言いようがありません。

 「当たり前のように山に行けていた時代が懐かしい」との記述もありました。
 山小屋が今年度いっぱい閉鎖されるというニュースもありました。たとえテント泊だとしてもトイレも使えないでしょうから、コロナ後は「新たな登山様式」が必要かもしれません。

 少しずつで良いから山への扉が開かれますように…。

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「このご時世ですから…」GW登山はやはり自粛で [クライミングを復活させたい]

 最近はマスクをしていない人が前から歩いて来ると、心の中で「えっ」と思っている自分に気がつきます。集団でもなく、話をしているわけでもなく、息を弾ませているわけでもないのに。家にいた方が気が楽という気分になってきている…
 
 さて「山岳四団体が連休中の登山自粛を要請」「登山は地元に迷惑がかかる」旨の記事を前回書きましたが、そのすぐ後に、やはりということが起きました。東京都内の36歳の自営業男性が遭難した後、新型コロナウイルス感染の疑いのあることがわかり、濃厚接触者として救助隊員やパイロットが2日間自宅待機したというのです。(以下は4月28日の信濃毎日新聞抜粋)

県警関係者によると、男性は25日、単独で阿弥陀岳に入山。午後1時ごろ、頂上に近い御小屋尾根付近(2500メートル)から滑落し、動けなくなった。男性の119番通報を受けて県警ヘリの他、茅野署員、諏訪地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員が地上から出動。男性は午後4時半ごろ、ヘリで救助された。

男性は収容先の諏訪市内の病院で左手首骨折の重傷と診断された。その際、CT検査の肺の画像で、新型コロナウイルス感染の疑いが浮上。PCR検査を受けることになった。仮に男性が陽性だった場合、濃厚接触者に該当する可能性があるとして、ヘリに搭乗した県警山岳遭難救助隊員やパイロット、整備士、隊員と松本空港に帰着した後に接した別の隊員ら計10人前後が自宅待機した。

27日、男性は陰性と判明。自宅待機は解除された。


 起きてはならない時に、遭難って起こるもののような気がします。登山は社会的責任が伴います。ここはグッと我慢です。でも週開け(5/4)の緊急事態宣言の延長で、また登山再開が遅れそうです。

 クライミングジムも経営難に追い込まれていて、日本クライミングジム連盟では署名活動を4月28日から始めたそうです。

 集団免疫を目指しているスウェーデンは極端だと思いますが、新型コロナウイルスと共存する社会を世間が許容できるかどうか、そのコンセンサスをどう取るかでしょうね。

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