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近鉄あみま倶楽部がアプリになった [大阪発家族でアウトドア]

近鉄あみま倶楽部アプリ.jpg

史跡や寺社仏閣に興味がなかった私ですが、日常的な健康維持のためハイキングを始めた時に近鉄のあみま倶楽部に入会したのです。このおかげで歴史や文化に触れる楽しみに目覚めました。

気づくとスタンプを集め踏破バッジをもらうのを励みに取り組んでいて、自分の中に収集癖というかコレクターの血が流れていることに気づかされたりして、驚いたものです。

その「あみま倶楽部」が装いを新たにしました。これまでのハンディ手帳に駅員さんにスタンプを押してもらう形式をやめ、アプリでデジタルスタンプを集めるというのです。当初は3月下旬リリースの予定だったものが、新型コロナウイルスの影響で、今日まで伸びていたものです。

リアルなスタンプラリーは自分で押印することにして続けるようですが、新しい層への訴求には、アプリへの移行は当然かもしれません。年会費もこれまでの1000円から無料になりました。

アプリはまだ10コースくらいが収録されているだけなので、先日の滝坂の道なんかもアプリを使用できませんでした。早く、てくてくマップ全コースを収録してもらって、アプリを試して見たいですね。

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奈良・滝坂の道 石窟が素晴らしかったです [大阪発家族でアウトドア]

 奈良の滝坂の道へハイキング。奈良交通の忍辱山(にんにくせん)のバス停で下車し歩き出しました。東海自然歩道だけあって林道のような道が続きます。峠の茶屋をすぎると、地獄谷が崩壊していて工事中。地獄谷石窟仏には直接行くことができません。

滝坂の道

 若草山のドライブウェイを横切り、春日山石窟仏へ。平安時代末期1155年のものとされています。石柱があって、それがすごく立体的で強い印象を残します。

春日山石窟仏

 春日山石窟仏を見た後は、「地獄谷石窟仏」も見たいとの思いにかられました。そこで池に下りてからドライブウェイに登り返し、谷を一つ越えて尾根上にある石窟に到着しました。

地獄谷石窟仏

 こちらの仏像は古いもので奈良時代、新しいもので室町時代に作られたそうです。彩色はあまりわかりませんでした。

 どちらの石窟も金網に覆われています。たしかに保護した方がいいと思います。

 そこから滝坂の道を行くのですが、滑りやすいので注意が必要です。そして首切り地蔵、朝日観音、夕日観音を見て、新薬師寺の近くに出てきました。(と思っていたのですが、夕日観音と思っていたのは、三体地蔵というものだったようです)

朝日観音

夕日観音

 奈良公園は自粛が解除されて、ちらほらと観光客がいますが、ほとんどが日本人のようでした。ほのぼのとした奈良の景観でした。

奈良公園

 私は始発のバスで忍辱山まで行って下りるコースをとりましたが、滝坂の道を登っている人がたくさんいました。峠の茶屋のご主人が「先週あたりからちらほら人が行き交うようになった」と話されていました。峠の茶屋で「名物わらび餅」食べればよかったかな。

忍辱山(9:50/13:10)近鉄奈良駅
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生駒を縦走 マスクほとんどの方が…していない  [関西の沢と岩と雪]

 自粛の解除がすごい勢いで進んでいるのを感じています。それでも関西は今のところ第二波の兆候も見受けられません。「同調圧力」が強いのでしょうか、それとも外国人がいなくなれば「三密」となるような人混みがないだけでしょうか。でも、いつかは第二波が来ると思っておいたほうが良いのでしょうね。

 さてお天気も良いので、ちょっとばかり登山に行きたいと、近所の生駒へ行くことにします。阪奈道路の生駒登山口バス停から歩きます。
 アジサイ園は開花間近です。ツボミの中に青い花びらを見せているものもありましたよ♪

200607アジサイ.jpg

 生駒山上遊園地は6月1日から営業を再開したということです。お化け屋敷など屋内施設は休止しているようです。大変だなー。
 
200607生駒山上遊園地 (1).jpg

 この日はとても良い天気です。ハイカーの人も多かったです。マスクの人はほとんどいませんでした。バフというチューブ式のネックウェアをしているトレランの方がちらほら。

200607暗峠.jpg

 とかいう私もマスクはしていません。一人で無言で歩いていますし、人にはあまり近づかないように心がけました。肌感覚では「これでいいのでは」と思います。根拠はないのですけど。そういえばトレランの人とすれ違うときはちょっと息を止めていました(^ ^)
 下の黄色い花はマツヨイグサ属と思われます。

200607黄色い花.jpg

 鐘の鳴る展望台では360度見渡すことができました。下の写真は、奈良南部の方面です。
 展望台には「誓いのリング」がたくさんかけられていました。これってすごく昭和を感じるのですけど、令和の時代にも残る風習なのでしょうか。だいたいいつどこで誰が始めたのでしょう?
 それにしても縁がなかったな〜

200607鐘の鳴る丘から奈良南部方面.jpg

 歩道橋で西側から東側にドライブウェイを渡り、しばらく歩くと十三塚です。

200607十三塚.jpg

 そこから下ります。水呑地蔵尊は昔、父親によく連れてこられたところです。家の近くのお地蔵さんも水呑地蔵でした。

200607水呑地蔵尊.jpg

 上の写真は子供の頃に「やっと着いた〜」と見上げた時のお堂の姿そのものです。谷間の向こうに見えたのではなく、お堂を横からみている図だったのですね。ずっと勘違いしていました。
 ここでは水を汲む人がたくさんいらっしゃいました。生水は飲まないよう注意を促していたので、残念ですが我慢です。

200607水呑地蔵尊から大阪平野.jpg

 ここからの大阪平野の眺めは格別です。先ほどの鐘の鳴る展望台も良いのですが、こちらの方が「街が近い」のでダイナミックな気がします。

 そこから下はお地蔵さんがところどころにありました。そして伊勢物語のモデルとされる在原業平(ありわらのなりひら)が通ったという高安の村に下りてきました。

 業平がこの地の娘を見初め通い続けていたのですが、ある日娘がご飯を自分でよそって食べていたのをみて、一気に冷めてしまったそうです。給仕は侍女がするものだった当時の価値観が多分に影響されているのでしょうけど、娘はその後池に身を投げたとのこと。娘がかわいそうです。
 でもふとしたことがきっかけで気持ちが冷めるというのもなんとなくわかるような気がします。なんのこっちゃ(笑)

八尾市図書館のサイト

 このまま登山が続けられる「日常」が続きますように。

2020/6/7
■生駒登山口(7:35/9:25)山頂(9:33/12:25)近鉄服部川駅
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