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金剛山・高天谷で沢登り 連瀑が小気味良い♪ [関西の沢と岩と雪]

 梅雨が明けましたね♪
 先週の四連休はどこにも行けなかったので、足慣らしにと、金剛山の高天谷へ沢登りに行きました。沢登りは本当に久しぶりなので、ヘルメットにハーネス、ロープとフル装備です。もちろん沢靴も。

金剛山・高天谷

 最初は身体のキレが今一つで、一歩一歩ヨタヨタしがちでしたが、そのうちリズムよく登れるようになりました。
 それにしてもこの谷のフリクションは最高です。ラバーソールの沢靴がよくきまります。
 堰堤を超えたり、10mの滝を右から高巻いて進んで行くとやがて連瀑帯に突入します。

金剛山 高天谷

金剛山 高天谷

金剛山 高天谷

金剛山 高天谷

金剛山 高天谷

 あ〜それからはもう、小滝につぐ小滝。それもほとんどが直登して行くことができます。久しぶりで念のためと練習のために何度かロープを出します。下の写真は最後の連瀑です。一番上の部分でロープを出します。シャワーを浴びながらカチホールドとフリクションで登ります。

金剛山 高天谷

 しばらくすると壊れた堰堤です。堰堤の中身は石が詰まっていて壁をコンクリートで固めた感じのつくりでした。堰堤が崩壊しているのを見たのは初めてかもしれません。1994年出版のガイド本で中庄屋直氏がすでに「壊れた堰堤」と記述しているので、相当古いものなのかもしれません。

金剛山 高天谷 壊れた堰堤

 しばらく行くと大木が大量に溜まっているところがありました。そこが二股でした。大木は右股に溜まっている格好です。左股にはすぐに末広がりの滝があります。四段40mの滝。ここでもロープを出します。気づきませんでしたが、残置のハーケンがあったそうです。

金剛山 高天谷 左俣

 そこを超えると平坦な流れとなり、踏み跡に導かれて郵便道に出ることができました。

 記録を見ると2018年7月の白滝谷以来の沢登りです。道理で最初は足元がふらつくはずです。ロープの結び方や確保点の作り方なども記憶を確かめながらやる羽目に。なんとも情けない。しかし去年夏から取り組んでいる体力作りのおかげか、しんどさはあまり感じませんでした。
 そして少々の高さでもビビることなくロープを伸ばすことができたのが一番の収穫です。コロナ以来取り組んでいる「筋トレで体幹が鍛えられた」と密かに思っています。ちょっと自信になりました。

スマホの記録はこちら

■金剛山・高天谷(2020/8/1)
高天彦神社(7:30/10:15)郵便道と合流(10:15/11:00)高天彦神社


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