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秩父・乾徳山 岩稜はスリル楽しめます♪ [東京での登山と日常]

 乾徳山はバリエーションルートを山岳雑誌で見たことがありまして、昔から訪れたかったところです。この週末はお天気の予想が難しかったけれど、日曜はなんとかにしから回復してきそうだということで、山梨に足を伸ばして秩父の前衛に当たる乾徳山を目指すことにしました。

 電車とバスで乾徳山登山口に到着し、そこから登山開始です。新緑の林の中を登って行くと、やがて明るく開けた国師ケ原に。そこから登ると下の写真のような扇平への草原っぽい登りとなりました。

扇平へは草原が広がる

 ここでたくさんの団体さんと合流…。「ハーネスをここで着けて」などの声がかかっています。一般ルートでロープ確保するのだろうか?
 しばらくすると渋滞が発生。

鎖場で渋滞発生

鎖場が続きます

 鎖場を2つほど越えると皆さんが「ラスボス」と言っている核心部に到着しました。最初の3メートルほどが懸の良い足場がなく、縦方向の割れ目だけです。クラックに足をねじ込みますが、多くの人が待っているし、ホールドを探す余裕はなく、鎖をつかんでごぼう登りです。

核心部

 核心部を越えると、そこが頂上。

賑わう乾徳山頂上

 ガスっていましたが、ちょっとだけ切れて、黒金山方向が望めました。

ガスが晴れて黒金山が見えた

水のタルからは湿潤な森を急下降する

 水のタルからは急降下するのですが、ガスが降りているからか、この森が湿潤でして、木の幹に手をかけると、ぐっしょり濡れるぐらい。苔も青々後しています。キノコもモコモコと盛り上がってくるようです。

キノコも

 高原ヒュッテ近くには鹿もたくさんいました。

高原ヒュッテに鹿がたくさん

高原ヒュッテ

 14時半ごろにバス停に到着して、15時8分のバスで帰りました。

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千葉・銚子をぶらり 電車、海鮮ランチと見どころいっぱい [東京での登山と日常]

 たまには関東の日帰りトリップをと、ふと思い立って千葉県の銚子へ行きました。連休中とあって多くの観光客で賑わっていました。

 まずは銚子電鉄。ぬれ煎餅ブームが話題となっていましたね。2両編成のガタゴト走る電車です。車掌さんが一生懸命車内を回って切符確認をしていたのが印象的です。

銚子電鉄

 銚子といえば醤油ですが、コロナ禍でいまも工場見学はできません。駅の観光協会に勧められるがままに妙福寺の「臥龍の藤」を見に行きました。ちょっと散り気味でしたけど、その華やかさが想像できました。

妙福寺の臥龍の藤

 銚子電鉄の一日乗車券を買って、観音駅で下車。飯沼観音へお参りすると、脇に「飯沼水準原標石」という案内が目につきました。明治5年オランダのリンド技師が設置したそうです。
 地図に詳しい知人によると、明治初期、河川系は運河が発達したオランダの技術者からの指導、まちづくりや鉄道はイギリス、美的な地図はフランスに日本は技術を教わったそうです。ドイツ方式に統一するのはその後のことだそうです。当時の日本人は知識の取得に貪欲だったのですね〜

飯沼水準現標石

 国木田独歩の標石も見て、漁港近くまで来ると、突如として行列が目に飛び込んできます。海鮮のランチを求める人たちです。その中で行列になりかけているところがあったので、前知識なく素早く並びます。こういう時、躊躇するとろくなことありませんから。

海鮮丼

 「海ぼうず」というお店で、限定の海鮮丼とレアな深海魚「あぶらぼうず」の照り焼きを頼みました。昼ですが、ビール中瓶も。
 あぶらぼうずは白身なのですが、なんだかトロッとした食感が特徴的です。ペロリと食べちゃいました。
 あ〜、それにしても銚子でランチなんて、24時間前は全く想像していませんでした。

あぶらぼうず照り焼き

 銚子電鉄に乗って今度は犬吠まで。犬吠埼の灯台を訪れてみますが、ここでも行列でした。

犬吠埼の灯台

 電鉄車内のアナウンスがあったのですが、こちらの海岸で東映のオープニング映像が撮影されたのだとか。今はCGになっているとのことです。今度注意して見なくては。

東映のオープニングの海岸

 駅に戻って鯛焼きを食べました。銚子電鉄は今はぬれ煎餅が有名ですが、元々はたい焼きで有名なんだそうです。「およげ!たいやきくん」が流行った直後に鯛焼き販売をしたところ、大ブームとなって大儲けしたんだとか。昔からアイデアと思いきりがよかったんですね。

銚子電鉄の鯛焼き

 地球の丸く見える丘展望台で、太平洋を望んだ後は、銚子電鉄の終点「外川駅」へ。ここはNHKの連続ドラマ小説「澪つくし」のロケ現場となったところです。主演の沢口靖子は大阪が誇るアイドルです。当時同じ高校に通っていた知人に言わせるとデビュー前から「テニス部の沢口先輩はものすごい人気で他校生が見に来ていた」とのこと。ちなみに私は長女役の桜田淳子さんが好きでした(^ ^)

銚子電鉄 外川駅

 今回のような「旅」もいいもんですね。よかったです。

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奥武蔵・棒の嶺 新緑の沢歩きが気持ちよく [東京での登山と日常]

 連休中盤は絶好の天気が3日も続くことがわかっていながらも、さすがに疲れているのか、あまり遠出はせずに呆けておりました。まあ、こういう時間も必要です。体力と気力と相談しながらかなぁと思っています。

 とはいえ、やっぱりどこかにということで、ハイキングへ出かけることにしました。奥武蔵の棒ノ嶺です。

有間ダム

 有間ダムから歩きだして、白谷沢コースへと進みます。ここのコースは比較的気軽に沢歩きができると人気で、しばらくすると顕著なゴルジュへ突入します。

白谷沢のゴルジュ

 見かけより実際は簡単で、家族連れも大勢いました。

白谷沢のゴルジュ

 それにしても新緑がとてもきれいです。沢の音、鳥のさえずりも合わせ持って、とても癒やされます。はーっと深呼吸すると身体の奥深いところから息が吐き出される気がします。

トリカブト

 岩苔石、ゴンジリ峠の急登をへて頂上へ。

滝ノ平尾根

 頂上は昔、茅場だったとのこと。東方面の展望がよく見えます。桜の樹が植わっていて、そのシーズンは映える写真が撮れると評判らしいです。

棒ノ嶺頂上

棒ノ嶺頂上からの眺め

 帰りは滝ノ平尾根を下ってもとのバス停へ。4時間ほどのハイキングでしたが、先週まで雪山が
続いていたので、とっても緑が美しくていい季節になったなあ、無積雪期の計画も考えていかねばと思った次第です。

■奥武蔵・棒ノ嶺 2022/5/5
さわらびの湯バス停(8:05/10:05)棒ノ嶺(10:40/12:10)さわらびの湯バス停
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初めての尾瀬 至仏山ワル沢滑走は「大人のご褒美」 [テレマークがうまくなりたい!]

 制限なしのゴールデン・ウィークは3年ぶりということです。最近はあんまりご一緒できなかったパートナーさんと尾瀬・至仏山へ行くことにしました。2人とも尾瀬は初めてです。

至仏山

 鳩待峠からもよく見える至仏山。近いな〜、これならなんとかなるか、と出発です。天気もよく、なだらかな尾根を上りだしました。関西のヤブスキーを思い出すと、この尾根だけでもスキーのコースとして十分成立します。

20220430至仏山上り (1).jpg

 ずっとなだらかな登りです。バックに日光白根山や皇海山が見えます。燧ヶ岳が尾瀬ヶ原を挟んで、立っています。至仏山の柔和な山容に比べ、燧ヶ岳は雄々しい山容で立っていますね。

快晴!日光白根山などをバックに

P4301520.jpg

20220430至仏山ハイポーズ.jpg

 GWとあって多くの人が登っています。スキーの人も一般登山者もお天気に感謝です。

たくさんの人が登っている!

 小至仏山手前は地肌が出ていてスキーを担ぎました。やがて至仏山山頂に立ちました。360度の眺めに興奮して写真を撮り合いました。越後三山や平ヶ岳が残雪豊富でした。
 さあ、滑走に移ります。

20220430至仏山頂 (1).jpg



 まあ、これでもだいぶ上達した方なのですが、動画みると自分の下手さ加減が良くわかります。でも転んでも笑いながらの滑走です。楽し〜!

スノーブリッジを渡る

 ワル沢を渡りオヤマ沢に沿ってスノーブリッジを探しているとやがて終了点に着きました。終了点でオレンジを切って食べて、テルモスのお湯で「カフェラテ〜大人のご褒美」を作りました。
 お天気に恵まれ、初めての尾瀬が終わりました。噂通りの素晴らしい登山ができて、まさに「大人のご褒美」でした!
 次回は花の綺麗な季節に来てみたいですね。また行きたい山が増えてしまった…

■尾瀬・至仏山 2022/4/30
鳩待峠(10:00/13:00)至仏山(13:15/14:30)オヤマ沢スノーブリッジ(14:50/15:05)鳩待峠


山スキールート212

山スキールート212

  • 出版社/メーカー: 山と渓谷社
  • 発売日: 2018/12/05
  • メディア: 単行本



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