めちゃくちゃ晴れてくれました。不順な天候が続く中、ピンポイントで高気圧が列島上空に張り出しました。それにしてもこの風景、すごいですよねぇ。も~これだからやめられません!(^-^)。



 今回のルートは室堂から室堂乗越を越えて、立山川をスキーで下降してそのまま下山しようというクラシックルート。昨日までの雪でくるぶし位までのラッセルでしたが、先行パーティーに助けられました。

 室堂乗越に着くと剱岳が見えた!


 室堂乗越から下降します。最初は急傾斜だからと斜滑降、キックターンでやりすごします(^^ゞ。





 奥大日岳背景に行きますが、実はこのころから私はかなりへばってしまいました。テレマークターンが決まらずに、直滑降をすると板が潜ってしまい…だいぶパートナーに迷惑をかけてしまいました。
 まあそれでも天気は良いし最高のコンディションでした。日が高くなると小さな雪崩が起きていましたが…毛勝谷の下部にも穴が開いていましたが、余裕で通過。



 そうこうするうちに、ゴルジュ帯の「オクノスワリ」。50センチほどのスノーブリッジになっていて、ちょっと緊張。左岸から右岸に渡りました。もう少し雪が溶けると、ここどうなっちゃうんだろう、と心配。



ゆる~い傾斜を進むと馬場島発電所取入口に。こちらはハアハアゼイゼイです。



 そこからもすごくゆるい斜面を行きます。一度橋を渡る際にスキー板を担いだほかは、馬場島まで滑って行きました。馬場島からタクシー会社に手配した後、伊折まで1時間歩きました。ここまで降りると木々の新芽が萌えだしていて、「春だなあ」と実感。



 テレマークスキーの技術が未熟でイマイチ楽しめなかったけれど、課題をひとつクリアした気分。残雪の間に、もう一度どこかに行きたくなってきた。

雷鳥荘(7:15/8:15)室堂乗越(8:45/12:00)取入口(12:20/12:50)馬場島(13:25/14:30)伊折