連休はどこへ行こう?などと話し合っていたのですが、いつものパートナーさんに急な仕事が入ったので、仕方なく一人での登山を考えます。

 単独登山って寂しいのであんまり好きではないのです。

 一人で車を運転するのも、残雪期にテントを持って歩くのも気が乗らないので、公共交通機関と山小屋を使うことにします。入山前日の朝に入門者コースとされる「八方尾根~唐松岳」へ行くことを決め、小屋と電車の予約を出勤前に手配しました。特急しなのは指定席最後の一枚だったとのこと。

 午前6時過ぎに家を出て新幹線、しなのと乗り継ぎ白馬に午後0時過ぎに着きました。登山計画書を出してバスで八方ターミナルまで10分くらい。ターミナルから歩いてゴンドラ乗り場に向かうのですが結構歩かされました。



 途中に大きな桜が咲いていました。白馬では連休頃が桜の見ごろになるんですね。



 ゴンドラ、リフトとも強風で揺られました。「多少ガスがでることはあるだろうな」とは思っていたのですが、こんな強風が吹くとは予想外です…予定では暑くてシャツ1枚で登ると期待していたのですが(+o+)



 13時45分位にきょうの宿「八方池山荘」に着きました。さっそくチェックインし(¥9,500)、することもないので食堂で漫画を読んでいると「強風でゴンドラが止まる」と聞かされました\(◎o◎)/



 ゴンドラ、リフトが止まるとこの山荘に来ることもできない恐れがあったなんて全く考えていませんでした。白馬に14時到着の電車にしていたら絶対無理だっただろうな。やばかった。



 おかげで山荘は満室の予定が三分の一の宿泊者とのことでした。数えると17人。私が泊まった部屋には6人分の布団がありましたが、星を撮影にきた人と2人だけです。

 最近の一眼レフは数十秒の開放できれいに星が写るのだそうです。「山以外では何を撮影しているのですか?」と聞くとたまにモデル撮影会に行ったりしているのだとか。3,500円のから9,000円のまであるそうです。初めて聞く話なので、ちょっとワクワクしながら聞いていました(●^o^●)



 夕方に青空が見えたので出てみると白馬三山の稜線を見ることができましたが、強風は相変わらずでした。夕食を食べてカメラマン氏は20時ごろ強風の中撮影に出かけていきました。ものすごい執念なんだなあ。ここでも感心。



 部屋に一人になって早々と就寝。それにしてもしつこく風が吹いています。天気予報では5月4日は一番よい天気だとのことだったのですが、荒天ならやめておこう。単独だし…

 それにしても山小屋で良かった。

◆2014年5月3日ー4日


新版・日本雪山登山ルート集

  • 作者: 中村 成勝
  • 出版社/メーカー: 山と溪谷社
  • 発売日: 2006/12/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)