最終日。同泊の女性3人組は十二湖経由で下山するということで、4時には出発した。ホント感心します、あの元気さは。私たちもラーメン食べて紅茶飲んでと、ゆっくり準備を進め午前8時に出発します。きょうも良い天気です。



 クマザサと森林限界の境目のあたりで今年7月にクマが人に危害を与えたとのこと。これまで以上に熊鈴を「チリン、チリン」と鳴らします。ツキノワグマでしょうが、発生ポイントだけに怖かった。



 マテ山まで森林は延々とブナの森が続く。おそろしい位に原生林が続いているのです。



 やがて、登山口に到着しました。そこから45分ほどで白神岳登山口に。


 駅前には何もなく、少し歩くといわゆる「よろず屋」があって、そこでビールで乾杯!


 海抜0メートルの日本海まで降りてきたと思うと、はるばる感もひとしおです。



 五能線は電車の本数が少ないので2時間ほど時間をつぶして、ようやく電車がきました。2両編成の電車に乗り込むと、この旅も終りです。

 追良瀬川は、沢としての派手さはありません。滝もないし、源頭のお花畑もない、あるのはひたすらブナの森だけです。しかし正直「世界遺産」というタイトルがなければ、私たちもわざわざ大阪から青森まで来なかったと思います。ブナの森がきれいなのはわかりましたが、魅せられるほどの感性を持ち合わせていないのが凡人の悲しさですね。まあでもこういう感想を言えるのは、行ったからこそなんでしょうね(^-^)。

◆白神・追良瀬川~ウズラ石沢 2010/8/28~30
1日目 渡良瀬大橋(8:50/9:20)堰堤(9:30/11:50)一の沢(11:50/14:35)五郎三郎の沢出合TS
追良瀬川その1 ひざ下くらいで余裕でした

2日目 TS(5:50/8:00)ウズラ石沢(8:15/10:05)ネコの額(10:30/14:25)白神岳
白神・追良瀬川その2 ブナの森に囲まれて
白神・追良瀬川その3 ブナの森とヤブ漕ぎと日本海

3日目 白神岳避難小屋(8:00/11:20)白神岳登山口(11:30/12:15)白神岳登山口駅