父と母が結婚50周年、いわゆる金婚式というやつです。それをお祝いしようということで、愛知県の秘湯、湯谷温泉に一族で行くことになりました。父母、兄弟夫婦にそれぞれ子供2人のあわせて10人の団体旅行です。

西から東から集まったそれぞれの家族が新幹線の豊橋駅で合流です。そこからローカル線の「飯田線」に乗り換えました。単線3両編成のかわいい特急「伊那路」。湯谷温泉はなんとものんびりとした駅でした。駅前にな~んもない・・・飯田線お勧めです。

湯谷温泉は宇蓮川という川沿いに温泉宿が並んでいるのですが、この景色が良かった。

別名「板敷川」と呼ばれるだけあって、川底が岩盤なのです。ところどころ底が見えないほど深いのは、この地方が石灰岩の産地だけに、深く浸食されたのではないかなあと思います。夏場はアユがよくとれるそうで、写真中央付近で竿を振っている人がみえますね。

さて、温泉は茶褐色に濁っていて、有馬の「金の湯」を思い出しました。「あ~えぇ湯やぁ、お肌はすべすべ#59129;ですわ~」と、なんかリアルな関西弁になってしまいます。

「湯の風HAZU」に泊まったのですが(お風呂の写真は湯の風HAZU)、お料理も満足。外湯めぐりで「はず別館」のお風呂にも入りました。はず別館の方が落ち着いた雰囲気が楽しめそうでした。子連れならHAZUの方が気兼ねいらないかも。 

あっという間に2日が過ぎてお別れとなりました。両親ともゆっくりできたみたい。なにより家族がみんな揃ったのがうれしかったようです。たまにはこんな旅もいいもんです。病みつきになるのもわかるような。

2009年3月7~8日

湯の風 HAZU

 

湯谷温泉 はづ別館