プログレッシブ・ロックの大御所「キング・クリムゾン」のコンサートに行きました。いやあ〜すごかった。3人のドラムが前面に立って迫力のあるビートがこれでもかっ!とばかりに変拍子を響かせます。

 セットリストはこちらです。

 フリップ先生はサステインの効いたいつものギターサウンドをかき鳴らすのですが、時には「息をしているのか?」と心配になる程身動きしないのです。さすがレジェンド!

 ドラマー3人もいいのですが、昔の曲「エピタフ」「イージーマネー」「スターレス」「クリムゾンキングの宮殿」「21世紀の精神異常者」をやると、メル・コリンズの存在感が出てきます。昔の曲って要所要所にサクソフォーンやフルートが奏でられていたことを思い知らされます。

 会場では開演前からカメラ禁止、録音禁止が徹底されていました。そんな中ベースのトニー・レヴィンがカメラを撮影する時のみ、観客にも撮影が許可されその時に撮った写真が上のものです。宝物にします(^ ^)

 その他にも携帯電話の電源オフ、曲間入場となっていました。妨害行為が発覚した場合は即時退場か、公演がその時点で終了する場合があるとしています。会場のスタッフもピリピリしていて、なんだかこちらまで緊張しました。

 会場内ではアメリカ公演時のコンサートを収録したBOX SETが売られているなど、「海賊盤が出回る前に、正規盤を」との権利意識の高さを感じました。

 いろんなルールが提示されていましたが、会場入り口に張り紙されていた「ペンライト、サイリウム禁止」は笑った。そんな情景は想像できないでしょ。