「スライドまみれ」テデスキ・トラックス・バンドのライブ [アート&ライブ]
なんとなく現実逃避したい気分の時ってありますよね?
そんな折、テデスキ・トラックス・バンドが3/31に大阪のオリックス劇場でライブをするのを知り、会社をさっさと飛び出し、当日券を買って会場に駆け込みました。
ギターのデレク・トラックスとギター&ボーカルのスーザン・テデスキの夫婦を中心とするバンドで、なんといってもデレク・トラックスのスライド・ギターはデュアン・オールマンを彷彿とさせます。以前エリック・クラプトンのバンド・メンバーとしての彼のプレイを見たことがありますが、デレク&ザ・ドミノス時代の曲が強く印象に残りました。
当日券だけあって2階席の後ろの方ですがど真ん中です。客層は私くらいの中年が多かったですね。ライブは時間通りに始まり、最初の曲「made Up Mind」から大盛り上がりです。セットリストはこちら。スライドギターが曲のそこかしこで唸りまくります。まさにスライドまみれ。
デレク&ザ・ドミノスやボニー・レイット、エルモア・ジャームス、ジョー・コッカーの曲もあって、彼らの音楽のルーツがよくわかります。スーザン・テデスキもボーカルは迫力十分で、ギターソロも決して巧くはないのですが、見ているこちらまで力が入ってくるようなソロを聴かせてくれました。それにバック・コーラス、ブラス隊、ツイン・ドラムも効果抜群でした。
この日は写真を撮ってもOKとのアナウンスが入りました。Youtubeに多くの動画がアップされています。探してみてください。
ライブの余韻に浸りながら電車に乗っていたら駅で後輩社員夫婦とバッタリ落ち合い、3人でビールを飲んで楽しいひと時を過ごしました。なんとなく元気が出た。たまには行き当たりばったりでやるのもいいもんです。
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