昔の山仲間に声をかけると、高尾山を案内してくれました。彼はNabiTabiというアプリのコースを作成するため、この半年高尾山に通い続けたそうです。それで景信山東尾根が未踏だったことからその空白を埋めるという目的もありました。



 その景信山東尾根は取り付きが工事中でした。しばらく林道を進み沢を渡って尾根の末端まで行くと元々あった道に合流しました。

 杉林を急登して尾根に上がると風が吹いて暑さはそれほどでもありません。ようやく景信山に到着すると茶店が繁盛しているではないですか。飲み物にカップラーメン、ほかにもメニューは豊富です。びっくりしました。関西ではない風景です。



 頂上は小屋を回り込んだところ。



 この日はとても良い天気で関東平野を見渡します。



 よく交通情報で「小仏トンネルを先頭に」というアナウンスを聞きますが、これ↓が小仏峠です。



 少し行くとなんと地図を売っている人がいました。話をして見ると地図の作成者「守屋二郎」さんでした。実際に踏査を重ねて地図を作成しているそうです。



 途中、相模湖が見えました。



 小仏城山にも茶店があって繁盛しています。「水団」なんかもありました。



 最後の登りで高尾山到着。一般観光客もいます。五輪モニュメントがあって若者数人が記念写真を撮っていましたが、そばに「密にならないよう」促す係員がいるのが、今日の風景です。



 クライマーが足慣らしに高尾山に登るのは「終わっている」と聞いたことがあります。でもこの山はこんなに近くて俗っぽいのに、自然が豊かですね。関東の人の自然を欲する熱気にも触れて、いい経験ができました。

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