正月休みにNHKの栗城史多さんの5度目のエベレスト挑戦を見ました。前回の挑戦で指を9本も切断しながら、通常ルートから挑戦するものです。

 ネパール側は地震の影響で今秋たしか栗城さんの隊だけに登山許可が下りたと思います。NHKが同行するので、特別扱いだったのでしょうか?

 番組では日本を代表するアルパイン・クライマーの花谷泰広さんが、八ヶ岳で栗城さんにトレーニングしていたエピソードが紹介されました。

 なにが栗城さんをここまで登山に駆り立てるのか?自己表現の場としての「山」なのでしょうか?いずれにしても指を切断してまで登るのは相当強い気持ちがないとできないなと思いました。

 一方、マッキンリーに挑戦したイモトさん。こちらは再放送の分です。サポートするメンバーはいつもの通り豪華な強者たちです。

 いくら手厚いサポートを受けているとはいっても、体調が悪くなりながらマッキンリーの頂上に立つのはすごかったです。単なる仕事以上のものを感じずにはいられません。風景も素晴らしかったです。

 「有名人+有名な山」。TVが取材するには、山登り自体ではストーリーが描けないのでプラスαが必要となるのでしょうね。う〜ん、本当にそうなのかな〜。先日谷口けいさんの記録を調べたたので題材はあると思うのですが、同行取材は難しいのでしょうね。
  最近ではミャンマーのカカポラジくらいでしょうか。どちらにしてもこの分野はNHKの独壇場だと思います。


栗城隊のNHKスタッフ
撮影:田嶋文雄、音声:仲野俊幸、佐藤ゆかり、取材:河合美和、ディレクター:滝川一雄、制作総括:浦林竜太、北川朗