お天気が不安定です。緊急事態宣言も出ているし、単独でもまず大丈夫な山をと大菩薩嶺を選びました。
 両神山に続き、日本百名山です。百名山は全く知らない土地で山を選ぶのにとても役立っています。できたら百名山をバリエーションから登れたら格好いいんでしょうけど、機会を伺ううちに登るタイミングを逃すことがこれまで多々ありました。やはり登ることが大事と思って実行しました。



 JR甲斐大和駅に7時38分に着くと「臨時バス」を出すとのこと。飛び乗って上日川峠へ。ぐんぐん高度をあげます。バス停からは早速森の中の道を進みます。



 (すぐ横に車道があるのですが)森の中の道はとてもよく整備された道です。
 やがて「福ちゃん荘」に到着しました。ここは赤軍派が潜伏していたので有名で「大菩薩峠事件」と言われているそうです。いまは多くのハイカーが訪れる華やかな山ですが、当時はもっと訪れる人も少なかったのでしょうか。



 福ちゃん荘から私は大菩薩峠方面へ進みました。周遊しようと思うのですが、後から考えると反対周りの方がよかったかもしれません。



 高木が少なくなってきて稜線が間近になりました。稜線上の介山荘にまた驚き(茶店がここでも成立してしまう関東の人の多さ)、そのまま大菩薩嶺を目指します。ガスがかかってなかなか展望は広がりません。







 大菩薩嶺方面の稜線のガスが切れました。眼下は「賽の河原」です。割とコンパクトな「賽の河原」でした。
 先ほど逆回りの方がよかったかも、と言ったのはこの稜線です。逆方向からくると…





 このように富士山を前方に常に見ながら先ほどの稜線を進めるのです。こんなシチュエーションはなかなかないな、と思いました。写真は雷岩からの富士山です。
 雷岩からまもなくで大菩薩嶺に到着しました。意外なことに頂上は展望が良くありません。



 雷岩まで戻って、昼食のカップラーメンを食べて、下りは唐松尾根を下ります。11時ごろでしたが、まだまだ登ってくる人がいます。
 カラマツが茂る森はとてもきれいで、青空が広がれば、「別天地!」の風景が広がることでしょう。全般を通して森がとてもきれいな山でした。



■大菩薩嶺 (2021/8/21)
上日川峠(8:50/9:45)大菩薩峠(9:45/10:30)大菩薩嶺(10:35/11:35)福ちゃん荘(11:35/11:55)上日川峠