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瑞牆山は異次元…富士見平でテン泊して金峰山も [東京での登山と日常]

瑞牆山が見えた

 瑞牆山は昔から憧れの山でした。戸田直樹さんの「春うらら」が「岩と雪」に掲載され、衝撃を与えたはずなのに、その後再登はそれほど聞かない。それもそのはず、魅力的なルートが次々と作られているのだ。MIZUGAKIは。

瑞牆山アップ1

 みずがき山荘から30分ほど登ると尾根筋に出て瑞牆山が眼前に広がる。まさに異次元に迷い込んだかのような山容です。

瑞牆山アップ2

 「よーし、待ってろ。次は必ず登ってみせる!」とファイトを燃やした、のは嘘で、この岩場を登ることをマジで考えていたなんて、今じゃ考えられなーい。

富士見平のキャンプ場

 1時間くらいで富士見平に到着。木々の中のテント場でとても気持ちが良い。この日はいい天気だったが、さすがに涼しい。キャンプだけを楽しみに来た人もいるようで、夕食時は美味しそうな匂いが漂っていました。私は面倒臭がりなのでレトルトカレーでした。

 富士見平でテントを設営すると、すぐに瑞牆山にアタックです。一度沢に降りて、桃太郎岩を見て、大ヤスリ岩を見上げながら鞍部に着くとまもなくで山頂でした。

瑞牆山山頂は賑わっている

 大ヤスリ岩は目立つ岩ですね。ギャラリーが多くて登りがいがあるでしょうね。

大ヤスリ岩

 ちょっとした感動だったのが、秩父の山の森の広がりです。アニメ「もののけ姫」に出てきそうな森林が眼下に広がります。かつての日本の山野はこんな感じだったのではないでしょうか。秩父はあまり人の手が入っていないのでしょうか。

眼下に広がる森林 大ヤスリ岩

 翌日は4時半に出発してヘッドランプ行動です。大日岩で明るくなってきて稜線はガスがかかって頂上を望むことができません。

ガスがかかる稜線

 やがて山頂に到着です。瑞牆山からもくっきり見えた五丈岩です。

五丈岩

 五丈岩は登れますが、もしものことがあってはいけないので、ここは自重して他人が登るのを見ていました。抜け口がいやらしそうに見えました。

五丈岩を登る人

 ガスも晴れないので下山しかけるとガスが晴れてきました。よくあることです…。

下山中に振り返るとガスが晴れ、五丈岩が見えた

 富士見平ではマルバダケブキが咲き、アサギマダラが人懐っこくまとわりついてきます。外国への旅の途中ですね。
 小屋でバスの時間を確認して大急ぎでテントを撤収して30分。バスは11時25分発です。韮崎駅からも、なかなか乗り継ぎが悪くて暇を持て余しましたが、それも贅沢な時間ですね、きっと。

マルバダケブキとアサギマダラ

 瑞牆山の隣には小川山があります。大学時代に屋根岩で岩登りしたのを思い出しました。いろんな大学が個人個人で集まり、パートナーを次々と変えて次から次に登りました。楽しくて仕方なかった。
 今はあまり高位グレードは望まないけれど、岩にロープを伸ばしたいものです。それは自分次第。わかっているんですけどね。

■瑞牆山と金峰山 2021/9/4-5
1.みずがき山荘(10:15/11:00)富士見平(11:30/12:50)瑞牆山(13:20/14:30)富士見平
2.富士見平(4:30/7:20)金峰山(7:40/9:55)富士見平(10:15/10:40)みずがき山荘

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