土曜日は日本海側の方がお天気が良いと聞き、急きょ氷ノ山へ行くことにしました。これまで兵庫県側の東尾根や大段が平から登ったことがありますが、今回使ったのは鳥取県若桜町側からです。深夜の車で約3時間でわかさ氷ノ山スキー場に着いてしまいました。



 リフトは8時に営業開始です。スキー場の「樹氷スノーピア」で登山届けを出します。



 リフトトップでシールを装着して進みますが、最初は急登で難しかったです。私はビンディングが外れたりして、「山スキーは道具の整備が重要」と改めて思いました。上の写真は少しなだらかな尾根状になったところです。



 ガスの中、時折日差しが出てきて、幻想的な雰囲気です。ルートには山スキーの方が多いような気がしたのですが、進む速さはスノーシューの方がなんだかんだで早いような気がしました(^ ^)



 どんどん青空が広がってきました。避難小屋のある三ノ丸方面へはなだらかな広い尾根を進みます。とっても楽しい気分です。ちなみに三ノ丸は鳥取側の名称で、兵庫側では二ノ丸と言うようです。何故なんでしょうね?



 三ノ丸付近からやっと氷ノ山山頂が見えました。こんな雄大な氷ノ山は初めて見ます。兵庫側からだと経験できないかもしれないですね。



 11時20分ごろに山頂に到着です。鉢伏のスキー場や大山も見えました。来たルートを振り返ると、本当になだらかな尾根が続いています。東尾根方面から登ってくる人もいて賑やかです。少し休んで11時40分ごろに出発。



 下山のルートは「わさび谷」です。三の丸の手前から適当に降りていきます。



 しかしやっぱりスキーって難しいですね。ほとんどターンを決められませんでした。



 最後は植林帯となり閉口しましたが、なんとかスキー場に。ほとんど登りと同じ時間をかけてだいぶパートナーさんに迷惑をかけました。私のスキー下手のせいです。m(_ _)m

 若桜ゆはら温泉ふれあいの湯で風呂に入り(mont-bellカードで半額の¥200だった)、帰路につきました。

 鳥取の若桜が良いのは1,190mまでリフトが伸びていることです。兵庫県側の東尾根で利用する氷ノ山国際スキー場は850mなので、体力のない私たちには大きな魅力です。「また行きたい」と言いたいところですが、その前にスキーの技術を上げないと、です。

■氷ノ山 2017/2/4
わかさ氷ノ山スキー場(8:40/10:00)三ノ丸(10:00/11:20)氷ノ山(11:40/12:25)下降点(12:40/14:20)スキー場にて下山届け





山スキー百山

  • 作者: スキーアルピニズム研究会
  • 出版社/メーカー: 山と渓谷社
  • 発売日: 2015/11/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)