SSブログ

金剛山モミジ谷 なかなか形の良い氷瀑でした [関西の沢と岩と雪]

 「最強寒波」が来ていて、北陸や山陰に大量の降雪のようです。本当は京都北山などに行きたかったのですが、一人でラッセルもなかなかしんどいので、お気軽な気持ちでこの冬のシーズン初めての金剛山に行くことにしました。

水越峠から歩き出す

 近鉄・富田林駅8:20発のバスに乗って水越峠へ。バス停から車道を登って峠へ。以前ダイトレの途中に寄ったのを思い出します。幅の広い林道には、子連れを含む大勢の人がいます。子供達はさっそく雪玉を作って遊んでいました。

 ダイトレへの道と分かれ直進すると「モミジ谷」の標識があり、いよいよ谷間に入って行きます。谷を右に左に渡渉しながらどんどん登って行きます。積雪は膝下くらい、30cmくらいはあるでしょうか。

ルートには所々補助ロープがあった

 危険なところには補助ロープがあって、いたせりつくせりです。今回は迷うところはありませんでしたが、枝谷がいくつもあってトレースがないと判断を迫られそうです。

氷瀑はなかなか立派なものです

 きれいなVの字の谷を進み、水の流れも少なくなってきたなあと思ったら突然目の前に。ついに現れた氷瀑です。第6堰堤と呼ばれているそうです。

氷瀑です

 なかなか形の良い氷瀑ですね。惜しむらくは背後の堰堤です。仕方ないでしょうね…
 滝上に出ると、広々としたところに出ます。また谷あいを進み、途中から左手の尾根に上がります。尾根は急登ですが、補助ロープがベタ張りで、遠慮なく使わせてもらいました。稜線上に上がり三叉路を右手に進むと転法輪寺の本堂横に出て来ました。

山頂には大勢の人がいました

 国見城跡にはめちゃくちゃ人がいました。中高年のグループが作るラーメンの良い匂いが漂い、ボーイスカウトの耐寒登山も。山ガールも多いです。中にはマウンテンバイクできている人も!
 私はとっとと千早本道を駆け下りて12時8分の河内長野行きの南海バスに乗って帰りました。

 こんなに雪が積もっている時期に登れてよかったです。昔は金剛山はほとんど登らなかったのですが、多くのコースがあって、夏は沢登り、冬は氷瀑巡りと多くの楽しみ方ができる「近くて良い山」です。アプローチが良いので半日で遊べるところも魅力ですよね。

■関連エントリ
金剛山の妙見谷 思ったよりイイ!
ダイトレ二日目 金剛山パート
金剛山・ツツジ尾谷 滝は凍ってなかった
金剛山は山ガールがいっぱい
金剛山に子供と登山

■金剛山モミジ谷 2017/2/12
水越峠(9:05/9:45)モミジ谷入り口(9:45/10:25)第6堰堤の氷瀑(10:30/11:00)転法輪寺(11:15/11:50)金剛山登山口バス停


金剛山 (ヤマケイ関西ブックス)

金剛山 (ヤマケイ関西ブックス)

  • 作者: 山と渓谷社
  • 出版社/メーカー: 山と溪谷社
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 単行本



nice!(5)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 5

コメント 2

RW

金剛山も家族で15年前に登ったことが懐かしいです。PLの塔も見えましたよ。1000回も登っている人もいることにビックリしましたが、さすがにこの雪の季節は登れないでしょうね~
by RW (2017-02-13 21:03) 

かばたん

いやいや冬であろうと金剛山には人がいっぱいです。毎日登山のお年寄りも大勢いらっしゃいますよ〜。
by かばたん (2017-02-13 22:49) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 1