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ヤノマミ 奥アマゾン原初の森に生きる NHKスペシャル [山の本、TVなどメディア関係]

ブラジルとベネズエラの国境近くに「ヤノマミ」という部族がいて、10年近い交渉のうえ、ようやく取材が認められたということだ。「ヤノマミ」という言葉は「人間」を現すという。 つまようじのような棒を顔につけた少年たち、病気の男にまじないをかけるシャーマン。弓矢で狩りをする男たち。出産した子供を森の精霊に戻す14歳の少女。ちょっと最近では見たことのない「驚異の世界」だった。生と死が隣り合わせに存在している。現代人とは異なる「人間」の姿だった。手持ちのカメラの揺れ具合がリアルだった。カメラマンがなんとなく怖がって撮影しているのだろうか。

こういう映像を見ると、すごいなあと思うと同時に、取材が入ることによって「俗される」民族を感じてしまう。それを見ている自分たちもその俗化に加担しているような気がしてくる。ブラジル政府がへき地医療の一環として、この部族と交流したのが10年前。へき地医療以来、村の人口は倍近くまで膨らんでいるという。10年後、100年後にこの村はどうなっていくのだろうか。


タグ:ヤノマミ NHK
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