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大学山岳部のブログから2011年度冬~春 [大学山岳部のブログから]

 大学山岳部ならではの「うらやましい」記録を、個人的に応援する「大学山岳部のブログから」。これをやっているとつくづく「冬のシーズンは元気がないなあ」と思います。

 冬山をまったくしない大学をはじめ、八ヶ岳に行くのはいいのですが、まるで社会人が週末+1~2日でやっている山行のようです。ですから目を引くのは、やはり長期山行をしている大学でした。

京都府立大学 三伏峠~北岳
 ルート自体は特に目新しさはありませんが、アプローチを含めた10日間というのがは、他の山岳部では見られませんでした。その他にも毛勝山北西尾根、大山八号尾根などしぶい山行をしています。京都府大は完全に復活したんですね。

▼海外の山へ 早稲田京都府大はアコンカグア、法政大はニレカに挑戦
 アコンカグアに2つの大学が行きました。ここでも京都府大が大学単独として初めて海外登山隊を編成したとのこと。3月7日に3人が登頂。一方、早稲田は1953年に日本人としては初めてアコンカグア登頂をした山岳部です。どういう想いがあったのかはわかりませんが、半世紀以上を経て後輩たち5人が3月3日に登頂したようです。
 法政大はゴーキョピークで高度順化したのちに、ニレカ峰に挑戦しました。蒼氷に阻まれ、6,050mを最高点に撤退したそうです。ニレカ峰には2010年10月に京都大学が登頂していますね。

 大学生も3年生で就職活動をするそうですから、山ばっかり登っていられないんでしょうね。夏季休暇中もわりと大学に出なければならないとも聞きます。

 「岳人」の6月号を見ると、馬目弘仁さんらの「WCM(ウインター・クライマーズ・ミーティング)」に若手クライマーが合流し、錫杖岳北東壁で「セックン」と称したクライミングの交流が行われたとのこと。

 若手というのは「セクシー登山部」の宮城公博さんをはじめとする12人だったとのこと。参加クライマーが山岳部に入っているかどうかなどわかりませんが、いずれにしても個人的なネットワークではクリエイティブなクライミングが行われているのですね。

 ちょっと前から私も気になっていたのですが、この「セクシー登山部」は“バカバカしさ”に目が奪われがちですが、クライミングはすごいことやっていると思います。
 
◆関連エントリ
大学山岳部のブログから 2011春~秋
大学山岳部のブログから(2010年度雪山シーズン)
2010夏の大学山岳部のブログから
ネムジュン西壁の信州大 大学山岳部の海外登山2
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大学山岳部久しぶりの明るい話題 関西学院大学山岳部ヒマラヤ初登頂
 
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