六甲縦走の西半分…挑戦のためのコースなんでしょうね [関西の沢と岩と雪]
連休の最終日はお天気に恵まれるということで、トレーニングしようと思い立ちました。トレーニングとは言っても元々練習嫌いですので、山へ行くことにします。日帰りで、せっかくだから今まで行ったことのないところへと考え、六甲全縦の西半分へ行くことに。
JR塩屋に着いたのは8時過ぎ。途中、須磨の駅から海岸でのんびり釣り糸を垂らす光景を見ていると、釣りもしたくなってきました。
さて尾根のコースに行くのですが、住宅街の中はさしたる看板や矢印を見つけられずに、上の写真のような階段が出てきます。この辺りはインターネットで調べていたので右の階段を登っていきます。
旗振山まではきちんと整備された山道を登っていきました。この辺りは右手の海から汽笛が聞こえます。瀬戸内の穏やかな海を心に感じるだけで、いつもと違う「神戸に来ている」という実感が湧いてきていい気分です。
やがて遊園地を過ぎて旗振茶屋に到着です。こうした茶屋があるのは関西ではちょっと珍しいですね。でもこの先次々に茶屋が出てきました〜
茶屋前の看板では、源義経の「逆落とし」は旗振山から鉄槌山の間で行われたのであろうとのこと。この急崖を馬ごと降りるだなんて義経は無茶だなあと思いました(^ ^)
次に出てきたのが「おらが茶屋」。立派な茶屋です。食べログなどでも紹介されているようです。ここまで食べに来るほどの名物料理があるのでしょうか。
おらが茶屋からは高倉台へ急な階段を下ります。そして高倉台の団地を通るのですが、こんなハイキング道は初めてです。団地の商店の間を通ったりするのですから。
そこから延々階段を上がります。これはきつかった。
横尾山などを経て、馬の背を見下ろします。左手の山は高取山と思われます。遠いなあ。
話や映像で見ていましたが、これが「馬の背」かあ。確かに狭い部分があります。それにしても住宅街がすぐ近くにまで迫っているのにびっくりしました。
それから高取山へ。この山は地元の人にことに親しまれているのか、茶屋がたくさんありました。
ここから住宅街を延々歩きます。丁寧な標識がありますが、鵯越駅で道を間違えました。きっと疲れが出て注意が散漫になったのでしょう。
菊水山の登りが本当にきつかったです。もうダメかと思いました。黒いプラスチックの箱型階段が、これでもかと出てきます。階段地獄というとダイトレを思い浮かべましたが、たちの悪さではこちらが上かもしれません。人に対する何の配慮もない黒い箱型階段に「神戸市株式会社」という言葉を思い出しました。
菊水山までで1.25リットルの水がほぼなくなりつつありました。天王谷吊橋を渡ります。ここから鍋蓋山へ登るのですが、本当に足が攣りそうになります。水分不足もあるのかもしれません。
しんどい。
大竜寺の自動販売機でジュースを買います。生き返ります。それから赤門を経て市ガ原へ。
市ガ原は何度か来たことがあります。当日は大学のクラブがリクリエーションをやっていました。茶屋もあってにぎわっています。
そこから意外と遠かった。が、ようやく新神戸の駅に着きました。新神戸の高架の下で家族づれがBBQしています。駅にも漂ってきそうです。
六甲山の縦走の西半分を行ったのですが、想像以上に住宅街を歩くし、アップダウンが激しくしんどかったです。しかしここまでズタズタにされた山を「縦走路」としてつなぐことにどこまで意味があるのかなあとちょっと疑問に思いました。もう少し開発の仕方がなかったのか、悔しい限りです。
当日はトレランの団体さんがたくさんいましたし、各茶屋は多くの人で賑わっていました。私も六甲山に育てられたクチです。しかしこの西半分は「挑戦するためのコース」だなと思います。
ぐちゃぐちゃ言いましたが、東半分もつなげたい気持ちはわからんでもないです、ハイ(^ ^)
◆六甲山縦走東半分(新神戸〜宝塚)をその後行きました。こちら
■六甲山縦走西半分(塩屋〜新神戸) 2016/5/8
JR塩屋(8:10/9:00)鉄槌山(9:10/10:00)馬の背(10:00/11:25)高取神社(11:30/12:20)鵯越駅(12:20/13:40)菊水山(13:55/14:50)鍋蓋山(15:00/15:40)市ガ原(15:40/16:30)新神戸
JR塩屋に着いたのは8時過ぎ。途中、須磨の駅から海岸でのんびり釣り糸を垂らす光景を見ていると、釣りもしたくなってきました。
さて尾根のコースに行くのですが、住宅街の中はさしたる看板や矢印を見つけられずに、上の写真のような階段が出てきます。この辺りはインターネットで調べていたので右の階段を登っていきます。
旗振山まではきちんと整備された山道を登っていきました。この辺りは右手の海から汽笛が聞こえます。瀬戸内の穏やかな海を心に感じるだけで、いつもと違う「神戸に来ている」という実感が湧いてきていい気分です。
やがて遊園地を過ぎて旗振茶屋に到着です。こうした茶屋があるのは関西ではちょっと珍しいですね。でもこの先次々に茶屋が出てきました〜
茶屋前の看板では、源義経の「逆落とし」は旗振山から鉄槌山の間で行われたのであろうとのこと。この急崖を馬ごと降りるだなんて義経は無茶だなあと思いました(^ ^)
次に出てきたのが「おらが茶屋」。立派な茶屋です。食べログなどでも紹介されているようです。ここまで食べに来るほどの名物料理があるのでしょうか。
おらが茶屋からは高倉台へ急な階段を下ります。そして高倉台の団地を通るのですが、こんなハイキング道は初めてです。団地の商店の間を通ったりするのですから。
そこから延々階段を上がります。これはきつかった。
横尾山などを経て、馬の背を見下ろします。左手の山は高取山と思われます。遠いなあ。
話や映像で見ていましたが、これが「馬の背」かあ。確かに狭い部分があります。それにしても住宅街がすぐ近くにまで迫っているのにびっくりしました。
それから高取山へ。この山は地元の人にことに親しまれているのか、茶屋がたくさんありました。
ここから住宅街を延々歩きます。丁寧な標識がありますが、鵯越駅で道を間違えました。きっと疲れが出て注意が散漫になったのでしょう。
菊水山の登りが本当にきつかったです。もうダメかと思いました。黒いプラスチックの箱型階段が、これでもかと出てきます。階段地獄というとダイトレを思い浮かべましたが、たちの悪さではこちらが上かもしれません。人に対する何の配慮もない黒い箱型階段に「神戸市株式会社」という言葉を思い出しました。
菊水山までで1.25リットルの水がほぼなくなりつつありました。天王谷吊橋を渡ります。ここから鍋蓋山へ登るのですが、本当に足が攣りそうになります。水分不足もあるのかもしれません。
しんどい。
大竜寺の自動販売機でジュースを買います。生き返ります。それから赤門を経て市ガ原へ。
市ガ原は何度か来たことがあります。当日は大学のクラブがリクリエーションをやっていました。茶屋もあってにぎわっています。
そこから意外と遠かった。が、ようやく新神戸の駅に着きました。新神戸の高架の下で家族づれがBBQしています。駅にも漂ってきそうです。
六甲山の縦走の西半分を行ったのですが、想像以上に住宅街を歩くし、アップダウンが激しくしんどかったです。しかしここまでズタズタにされた山を「縦走路」としてつなぐことにどこまで意味があるのかなあとちょっと疑問に思いました。もう少し開発の仕方がなかったのか、悔しい限りです。
当日はトレランの団体さんがたくさんいましたし、各茶屋は多くの人で賑わっていました。私も六甲山に育てられたクチです。しかしこの西半分は「挑戦するためのコース」だなと思います。
ぐちゃぐちゃ言いましたが、東半分もつなげたい気持ちはわからんでもないです、ハイ(^ ^)
◆六甲山縦走東半分(新神戸〜宝塚)をその後行きました。こちら
■六甲山縦走西半分(塩屋〜新神戸) 2016/5/8
JR塩屋(8:10/9:00)鉄槌山(9:10/10:00)馬の背(10:00/11:25)高取神社(11:30/12:20)鵯越駅(12:20/13:40)菊水山(13:55/14:50)鍋蓋山(15:00/15:40)市ガ原(15:40/16:30)新神戸
懐かしい~!六甲全山縦走、小生も1回目は宝塚から挑戦し神戸元町に下り、2回目は塩屋から残りを歩き全山を繋げて達成しました。高取山から須磨アルプスのあたりが一番印象に残っています。
by RW (2016-05-16 07:06)
おおー!六甲懐かしい!全山縦走大会で悔し涙を飲んでから4年が経ちます。菊水の思いやりのない階段で太ももが悲鳴をあげました(^^;;
次は摩耶山ですね、楽しんできてください♪
by ナナエモン (2016-05-17 19:56)
RWさんありがとうございます。
みなさん六甲山の全縦チャレンジしてるんですね〜。ちょっとびっくりしました。
残りの部分はあまり暑くないときにやりたいなと考えております。全縦は若いときなら多分なんてことなかったと思うのですが、今となっては慎重に検討したいと思います(^ ^)達成感はあるんでしょうね〜
by かばたん (2016-05-21 06:09)
ナナエモンさん、お久しぶりです。全縦大会に参加したのですか、すごいです。菊水山の階段!あれは酷いです。結構長いし。
最近は山に登ってるんですか?また近況おしらせください。
by かばたん (2016-05-21 06:12)