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大学山岳部のブログから 積雪期(2016冬〜2017春) [大学山岳部のブログから]

 勝手に大学山岳部を個人的に応援する「大学山岳部のブログから」です。すっかり夏だというのに積雪期のまとめです。

法政大学
冬山に選んだのは越後駒ヶ岳。年末だったので、雪が少なく工程も短く終了したそうです。インスタントカメラの写真がいい味出していました。
春山合宿は南アルプス・地蔵尾根〜甲斐駒ケ岳〜戸台を3/1-3/10にかけて。鋸岳は天候が悪く行けなかったようですが戸台まで足を伸ばしたのは偉いなあと思います。

京都大学
奥美濃の経ケ岳や三周ヶ岳、大長山などに挑戦。渋すぎます。日程が長く取れなかったからかもしれませんが、特徴のある嗜好性の強い登山は「伝統」を感じさせます。

龍谷大学は末端から槍ヶ岳・中崎尾根。学生の時に私も末端から行きました(^ ^)。
ベースからビバーグ用具を持ってアタック。時間切れと天候悪化で冬季小屋で過ごしています。寒かったでしょうね。悪天の間のわずかな時間をついてアタックに成功していました。

明治大学
どうやら爺ヶ岳南稜(12/23-12/30)に行ったようです。春山は多分、常念岳(3/9-16)と思います。いずれも比較的少ない日程で行くコースですが、いろんな練習も含めながら、長期の日程を組んでいるのは明治ならではですね。

神奈川大学がロシア・エルブールスの登山。渋いです。登頂成功です。学生山岳部がロシアの山を登るのはあんまり記憶にありません。手続きなども含めてもう少し詳しく知りたいです。

日本大学
剱岳早月尾根(12/24-1/1)実働4日、停滞5日と「冬の劔岳」らしい行程でした。困難を克服して成長する様が見て取れて、とても好感が持てました。他大学山岳部OBとの出会いも楽しさが伝わってくるようです。

戸台〜仙丈〜三峰〜赤石〜光〜大無間〜田代(3/2-3/21)移動一日、実働16日、停滞3日
4人パーティーです。特に危なかっしいところもなく、安定したペースで最後の目的地、田代まで完登しています。1年生2人がよくついていったと思います。

五月連休の奥穂高岳南稜の目的に「遠征に向けた登攀技術・ロープワークの向上」と書いています。近々海外登山の計画があるのですかね。

▼同志社大学は僧ヶ岳へ冬と春に行きました。一文が印象的でした。
僧ヶ岳は渋い山ではあるが、剱岳へと向かう稜線のスタートという特徴を持った山である。それゆえ南を向けば山々の白一色、北を向けば海の青一色の景色を見ることが出来る山だ。今回の合宿では、駒ヶ岳まで足を延ばすことが出来たので、この長大な稜線のスタートを切った気分でいる。

黒部横断の記録もありました。五竜からS字峡、ガンドウ尾根をへて劔、馬場島に下山です。五月連休の記録ですが、さらっと書いているのがすごいと思います。

同志社は極西ネパールのラマ峰に挑戦するそうです。あまりにも人が入らない地域で、山の写真もほとんどないため、ネパール政府に山の存在から証明しなければならなかったそうです。5月の偵察山行を経て、8月中旬に出発するとのこと。現地の政府も把握していない山なんてあるんだ!まだまだ地球上にはわからないことがあるんですね。ワクワクします。

▼最後に青山学院大学 テムレスの防寒手袋 以前から気になっていあのですが、青学さんも使ってみた感想として評価しています。1200円ですもんね。

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コメント 2

RW

大学山岳部を個人的応援とは凄い!この時期はやはり北アルプスの奥深い山が多いですね。小生は来年、黒部の下廊下、十字峡に行ってみようと思います。てなこと言いながら昨日やっと今年の登山デビューでした。、「皇海山」(群馬・栃木にまたがる日本百名山)に登山、何とか晴れの天気がもってくれてラッキーでした。
(PS);カーリーサイモン「うつろな愛を」公開中です~。

by RW (2017-07-23 16:20) 

かばたん

RWさん。「きつい、汚い、危険」と、昔でいう3Kですから。大学山岳部はイメージがよくないですからねー。ささやかながら褒めてあげたいと思いまして(^ ^)
by かばたん (2017-07-23 20:38) 

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