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Jackson Browne 変わらない歌声に勇気付けられました [東京での登山と日常]

 もうだいぶ前のことのように感じます。3月28日にジャクソン・ブラウンのライブに行ってきました。場所は渋谷のオーチャードホール。バルコニー席があってクラシックのコンサートが催されるホールのようです。観客は当然ながら40代から60代までのおじさん、おばさんが多数を占めています。
 ジャクソン・ブラウンと青春時代を重ね合わせる世代ということです。

 ステージ上のジャクソン・ブラウンも前髪を垂らして青年っぽかったのを、最近は上げるようになり髭をのばすようになりました。「いい歳の取り方」最近身近になった言葉が頭をかすめました。

 ジャクソン・ブラウンはアルバム「ホールド・アウト」が1980年でリアルタイムで聞いたのが初めてでした。土曜か日曜の昼過ぎにやっていた「ダイアトーン・ポップス・ベストテン」というFM番組で普通にランクインしていました。
 その頃大阪は「アメリカ村」を中心にしたサーファー文化が羽振りをきかせていて、ウエスト・コーストの音楽に親しみがあったので、当然僕もそこから「プリテンダー」や「孤独のランナー」に遡った。「孤独のランナー」は何度もレコードを聞いたっけ。英語の歌詞はよくわからないまま、なぜか曲を聞いていると勇気付けられるような気になっていたのです。雰囲気です。

 「レイト・フォー・ザ・スカイ」「プリテンダー」「孤独のランナー」
 優しいけれど、強い意志を感じさせる、そして未来を信じる勇気を与えてくれる歌声はあの時のままです。
 まだ観客はマスクをつけたままで、一緒に歌うところでとっさに声が出ない。この時期ならではの風景でした。

 夜になって道玄坂はさらに人が増えたようです。
 「いい歳の取り方」僕はそうなっているかな?そうであればいいけど。

 Running on, running on empty
 Running on, running blind
 Running on, running into the sun
 But I'm running behind

 ゆっくりでいいから走り続けたいな。渋谷の駅へ向かいながらぼんやりとそう思いました。



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