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秋の大宇陀 「又兵衛桜」と万葉集 [大阪発家族でアウトドア]

秋の大宇陀 稲刈りが始まっていた

 奈良県の大宇陀に行く機会がありました。紀伊半島に大きな被害をもたらした台風12号の直後ということもあり、国道のあちらこちらで通行止めが起きているようでした。

 大阪から約1時間半(途中で休憩もした)、名阪国道・針から少しで大宇陀に到着。田んぼでは稲刈りが始まっていました。なぜかほっとする風景です。

 大宇陀といえば「本郷の瀧桜」またの名を「又兵衛桜」として知られる枝垂れ桜が有名です。もちろん桜の季節ではありませんが、訪れてみると確かに立派な枝垂れ桜でした。春の季節はさぞ美しいことでしょうね。でも沿道にある駐車場から想像するとものすごい人出なんでしょう(+_+)

秋空に枝を張り出す「本郷の瀧桜」「又兵衛桜」

 大宇陀は歴史的にもいろんなエピソードを持っています。飛鳥時代、柿本人麻呂が軽皇子の猟に同行した際に詠んだのがこの句。「ひむがしの 野にかぎろひの立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ」

万葉公園には柿本人麻呂の句碑がありました

 大宇陀町ではこの「かぎろひの丘」で柿本人麻呂が句の風景を眺めたとしているようです。そのほかにも能舞台を持つ阿紀神社。織田家の影響らしいです。

阿紀神社には能舞台がありました

 奈良・大宇陀。ちょっと散策するのによいところでした。

収穫の秋ですね




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ぽこねん

残暑が厳しい中“秋”を感じられる風景ですね
by ぽこねん (2011-09-11 19:26) 

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