北ア・裏銀座 50歳前後の2人パーティーでテン泊縦走〜1日目ブナ立尾根しんどかった [北ア・裏銀座縦走 2015年7月]
毎年「夏山どこに行こうか」と考える時に、「体力的にちょっと」というのが増えてきました。そうなると登山対象も自然と限られてきます。「そもそも自分たちの体力ってどれほどなのだろうか?」
当初北海道の山行を計画していたのですが、台風11号のノロノロとした接近と太平洋高気圧の押し出しの弱さに当初案を断念。休みはあるので、この際、一般縦走コースで体力を見極めようということになりました。その一般縦走コースとは「北アルプス裏銀座」。一般的すぎてこれまでに考えたこともなかったところです!
計画では3泊4日ですが、いざとなれば小屋にお世話になればいいという気持ちでした。でも、こんな機会でもないとなかなか行けないルートです。
前日は松本に泊まり、5時58分始発の列車に乗って信濃大町へ。信濃大町からタクシーに乗ると8千円くらいで高瀬ダムに到着です。学生の時の北鎌尾根以来の高瀬ダムです。
ダムの向こうにはブナ立尾根が稜線までせり上がっています。「あれを登るのか〜」噂通りの北アルプスの三大「バカ尾根」です。(燕の合戦尾根とあとひとつどこでしたっけ?)
ブナ立尾根はさっそく急登が始まります。ハシゴや階段が設置されていて、ジグザグを切りながら、どんどん高度をあげていきます。大体200m高度を稼ぐたびに休むペースです。
前後して登っていたのは71歳のおじいさんなど三人パーティーと単独の方。皆さんお元気です。いったいどんな生活をしたらあんな体力を維持できるのでしょう?
シャツが汗でボトボトになった頃ようやく稜線に上がり、樹林帯を少し下ると青い屋根の烏帽子小屋がありました。キャンプ場の手続きをしてから、さっそく烏帽子岳にピストンしに行きます。
燕岳を思い起こす砂礫がまぶしい稜線が続いています。ちなみに先に見えているのはニセ烏帽子です(^ ^)。あそこまでだったら楽なんですけどね〜
稜線上はいろんな高山植物が咲いています。中でもコマクサがこんなにきれいに咲いているのを、実は初めて見ました。
ニセ烏帽子を越えると、烏帽子岳が見えました。格好いい〜!
烏帽子のクラックは、岩が積み上がった感じで、ちょっと瑞牆を思い起こします(行ったことないけど…)。誰か登ってるんだろうなあ〜
烏帽子岳への最後は鎖場が出てきますが、落ち着いて登れば大丈夫。
頂上は岩塔となっていて、写真の岩塔の間までしか、さすがに行けませんでした(^ ^)。いま思い出すと、ボルトがいくつも埋められていたので、それは岩塔に登るためのビレー点かもしれませんね。
あす登る予定の三ツ岳方面です。長そうです。
元来た道を帰っていると、高瀬ダムの近くに岸壁が見えました。唐沢岳幕岩です。最近は登られているのでしょうか?
テントを張ってから小屋へ戻り、ビールを飲みながら(訳あり商品ということで半額の¥300でした)16時の天気図をとりますと、高気圧の張り出しが相変わらず弱いようです。あすは晴れそうですが、不安定なお天気には引き続き警戒が必要となりそうです。
テント場はブユがいっぱいいて何箇所か噛まれてしまいました(´Д` )
しかしブナ立尾根は噂通りの急登でした。とにかく登り一辺倒です。さすがに体力を使いましたし、足も何度も吊りそうになりました。はぁ〜、こんなんで最後まで行けるのか不安です。あすは長丁場となりそうです。
◆北アルプス・裏銀座縦走 2015/7/20-22
1日目:高瀬ダム(7:55/13:10)烏帽子小屋(13:15/14:00)烏帽子岳(14:30/15:00)烏帽子小屋
2日目:烏帽子TS(4:15/7:40)野口五郎岳(8:00/10:50)水晶小屋(11:10/13:50)三俣山荘(14:10/16:50)双六山荘
3日目:双六TS(4:20/7:50)千丈乗越(8:05/9:20)槍の肩(9:50/15:35)新穂高温泉
当初北海道の山行を計画していたのですが、台風11号のノロノロとした接近と太平洋高気圧の押し出しの弱さに当初案を断念。休みはあるので、この際、一般縦走コースで体力を見極めようということになりました。その一般縦走コースとは「北アルプス裏銀座」。一般的すぎてこれまでに考えたこともなかったところです!
計画では3泊4日ですが、いざとなれば小屋にお世話になればいいという気持ちでした。でも、こんな機会でもないとなかなか行けないルートです。
前日は松本に泊まり、5時58分始発の列車に乗って信濃大町へ。信濃大町からタクシーに乗ると8千円くらいで高瀬ダムに到着です。学生の時の北鎌尾根以来の高瀬ダムです。
ダムの向こうにはブナ立尾根が稜線までせり上がっています。「あれを登るのか〜」噂通りの北アルプスの三大「バカ尾根」です。(燕の合戦尾根とあとひとつどこでしたっけ?)
ブナ立尾根はさっそく急登が始まります。ハシゴや階段が設置されていて、ジグザグを切りながら、どんどん高度をあげていきます。大体200m高度を稼ぐたびに休むペースです。
前後して登っていたのは71歳のおじいさんなど三人パーティーと単独の方。皆さんお元気です。いったいどんな生活をしたらあんな体力を維持できるのでしょう?
シャツが汗でボトボトになった頃ようやく稜線に上がり、樹林帯を少し下ると青い屋根の烏帽子小屋がありました。キャンプ場の手続きをしてから、さっそく烏帽子岳にピストンしに行きます。
燕岳を思い起こす砂礫がまぶしい稜線が続いています。ちなみに先に見えているのはニセ烏帽子です(^ ^)。あそこまでだったら楽なんですけどね〜
稜線上はいろんな高山植物が咲いています。中でもコマクサがこんなにきれいに咲いているのを、実は初めて見ました。
ニセ烏帽子を越えると、烏帽子岳が見えました。格好いい〜!
烏帽子のクラックは、岩が積み上がった感じで、ちょっと瑞牆を思い起こします(行ったことないけど…)。誰か登ってるんだろうなあ〜
烏帽子岳への最後は鎖場が出てきますが、落ち着いて登れば大丈夫。
頂上は岩塔となっていて、写真の岩塔の間までしか、さすがに行けませんでした(^ ^)。いま思い出すと、ボルトがいくつも埋められていたので、それは岩塔に登るためのビレー点かもしれませんね。
あす登る予定の三ツ岳方面です。長そうです。
元来た道を帰っていると、高瀬ダムの近くに岸壁が見えました。唐沢岳幕岩です。最近は登られているのでしょうか?
テントを張ってから小屋へ戻り、ビールを飲みながら(訳あり商品ということで半額の¥300でした)16時の天気図をとりますと、高気圧の張り出しが相変わらず弱いようです。あすは晴れそうですが、不安定なお天気には引き続き警戒が必要となりそうです。
テント場はブユがいっぱいいて何箇所か噛まれてしまいました(´Д` )
しかしブナ立尾根は噂通りの急登でした。とにかく登り一辺倒です。さすがに体力を使いましたし、足も何度も吊りそうになりました。はぁ〜、こんなんで最後まで行けるのか不安です。あすは長丁場となりそうです。
◆北アルプス・裏銀座縦走 2015/7/20-22
1日目:高瀬ダム(7:55/13:10)烏帽子小屋(13:15/14:00)烏帽子岳(14:30/15:00)烏帽子小屋
2日目:烏帽子TS(4:15/7:40)野口五郎岳(8:00/10:50)水晶小屋(11:10/13:50)三俣山荘(14:10/16:50)双六山荘
3日目:双六TS(4:20/7:50)千丈乗越(8:05/9:20)槍の肩(9:50/15:35)新穂高温泉
コメント 0