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ダイトレ四日目 真夏日の中、紀見峠〜槇尾山 踏破しました(^ ^) [関西の沢と岩と雪]

 ダイトレを思いつきで二上山から登りだし(一日目)葛城山から金剛山までを登り(二日目)前回は紀見峠まで(三日目)来ています。

紀見峠

 予定では四日目で槇尾山まで行くのですが、コースタイムだと8時間ほどかかり、昭文社のエアリアマップには「20kmもの長い行程。一日での踏破はやや無理がある」と記載されています。槇尾山からのバスは少ないので、ゆっくりしているわけにはいきません。駅を降りるとすぐに歩き出したのですが、汗が吹き出てこの先の行程がやや不安となりました。息を整え直して紀見峠へ。峠には数学者の岡潔氏の生誕の碑がありました。詳しくは知りませんがスゴイ人だったとか…

紀見峠にある岡潔氏生誕の碑

 さて国道からダイトレに入ります。丸太階段を登り小さな谷を越えてしばらくすると、森の中にぽっかり空間が空いています。ボ谷ノ池です。

ボ谷ノ池

 さあここからがダイトレの名物、丸太階段です。「どこまで続くねん!」って悪態をついてしまいます。それにしても暑い!

三合目への丸太階段

 しかし終わりのないものはありません(^ ^)。岩湧山の三合目まで上がるとあとは楽になりました。

岩湧山三合目

 根古峰を巻いたあたりから立派な林道となり、南葛城山の分岐を見送りなだらかな尾根筋をズンズン行くとトイレがあり、その向こうに岩湧山がありました。コースタイムをかなり上回り、駅から3時間で着く事ができました!

岩湧山

岩湧山

 岩湧山は展望がよく、大阪南部の平野がよく見えます。かやとを保護しているそうです。ここで行動食をとりました。どこから登ってきたのか2組の登山者がいました。

気持ちの良い岩湧山の尾根

 気持ちのよい尾根筋ですが、暑いです。岩湧山からはどんどん滝畑目指して下ります。だんだん川遊びする子供たちの声が聞こえてきます。滝畑のキャンプ場はバーベキューを楽しむ家族連れで大賑わいです。気持ちよさそうだなー。「ただいまの気温33度」と道路標示が教えてくれました。

賑わう滝畑キャンプ場

 新関屋橋を渡り、表示板に従って住宅横の小さな階段を登り再びダイトレに突入です。槇尾山は一登りかと思っていたら、宮ノ谷を渡ってボテ峠に登り、青谷を渡って番屋峠に登り、追分に降りて最後の登りとなるのでしんどかったです。

やっと施福寺に着いた

 それでもようやく施福寺に到着しました。お参りして、お寺でバスの時間を聞くと土曜日なので13時のバスが出たところとのこと。「ゆっくりしていき」とは言われたものの、こう暑くてはゆっくりもできないので、すぐにバス停まで歩きました。参道を下るとすぐにバス停に着き、茶店でビールをいただきました。お店の人と話をしていると約4キロ先の南海バス「槇尾山口」というバス停は1時間に2本バス便があると聞き、そこまで歩きます。40分ほどで到着。14時48分のバスに乗って和泉中央駅へ行く事ができました。

 思いつきで始めたダイトレですが、「やり遂げた感」がありますね。夏山の縦走といいダイトレといい今までの私の登山ではなかなか経験したことのない登山方式でしたが、なかなかよいもんだと思いました。とにかく技術的な心配がないのがよいです。それとやっぱり体力って大事だなと痛感しています。体力があればピンチを切り抜けられることってあると思うんですよね。日帰り登山でも目的意識を持って登山していれば体力がつくように思います。

◆ダイトレ四日目 紀見峠から槇尾山 2015/8/8
南海・紀見峠駅(7:45/8:15)紀見峠(8:15/9:40)岩湧山三合目(9:40/10:40)岩湧山(11:00/12:00)滝畑(12:05/13:20)施福寺(13:25/13:45)オレンジバス・槇尾山バス停(14:00/14:40)南海・槇尾山口バス停

◆ダイヤモンドトレールを日帰り×4日で踏破
ダイトレ一日目 屯鶴峯〜二上山〜岩橋峠
ダイトレ二日目 岩橋峠〜葛城山〜金剛山〜伏見峠
ダイトレ三日目 伏見峠〜紀見峠
ダイトレ四日目 紀見峠〜槇尾山


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