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黒姫山 峰ノ大池と大ダルミを経て古池へ [黒姫山 紅葉を楽しむ 2017年9月]

黒姫山山頂

 大橋からクマの気配に怯えながら新道を経て黒姫山の山頂にたちました。黒姫高原が眼下に広がっています。このまま黒姫に下山したい気分になって来ます。それにしてもいいお天気です。

左から焼岳、火打山、妙高

 頚城の山々が手の届きそうな距離にあります。左から焼岳、火打山、妙高山。そういえば笹ヶ峰でスキー合宿をした時に見えていた山が黒姫山でした。たおやかな山容をいつまでも眺めていたのを思い出されました。だから黒姫山にいつか行ってみたいと心のどこかにあったのか…この時初めて思い出しました。

黒姫山の紅葉

 元来た道を引き返します。登りの時には気づかなかった紅葉がきれいです。雲間の光線がまたいい感じをかもし出します。

黒姫山の紅葉

 分岐を右に取り、峰ノ大池方面へ下ります。笹が払われ、整備はされているのですが、刈った笹が積もって何度も滑りそうになります。そのうち湖面が見えて来ました。峰ノ大池です。
 
峰ノ大池から小黒姫を仰ぐ

 そこから西登山道に入ります。ピンクのテープがこまめにつけてあって迷うことはありません。しかし、これがなかなかの曲者でして、火山特有の黒っぽい石がゴロゴロしています。その石に薄い苔が付いていて、これが滑るのなんの。きっと雨の時には苦労が倍増するでしょう。紅葉の季節なのに苔の緑のイメージです。

西登山道はわりと難路

 途中で単独の女性と会うと「久しぶりに人と会って嬉しい」と興奮気味に話し出しました。新道を行くはずが道を間違え西登山道に入ってしまったようです。道を間違った上、この道を一人で行くのはさぞ寂しかったことでしょう。
 別れてしばらく行くと、やっと西登山口につきました。笹ヶ峰への道を分けています。この先が一番楽しみにしていた「大ダルミ」です。

楽しみにしていた大ダルミ

 湿性植物が出て来たなあ、と思っていたら道が左に伸びています。「大ダルミ」の小さな標識があります。ここだ、と降りていきますと眼前に広がる湿原!泥が深くてこれ以上進めず、全容は見ることができませんでしたが、人知れず佇む湿原に感動しました。
 大ダルミから見覚えのある新道の分岐を通過し、今度は古池方面へいきます。この辺りはYAMAPの登山ルートとGPSの軌跡が合いません。おかしいなと思いながらもこの道に間違いないと進みますと、思ったより大きな古池が広がりました。池を前面に戸隠の連山も印象的です。黒姫山も全容を初めて見ることができました↓

古池から黒姫山を望む

 この辺もクマの気配に怯えます。大抵はドングリが落ちる音なんですがね(^ ^)。しばらくすると古池登山口(標識には大橋登山口)に到着します。車がビュンビュン走ってます。入山した登山口には車が10台くらい止まっていました。25分で戸隠キャンプ場です。

戸隠キャンプ場

 黒姫山は日帰りの登山としてちょうどいいですね。何と言っても戸隠連山の雄大な眺め、池に湿原と見所もあります。後から調べると七ツ池も行けばよかったです。
 戸隠は積雪期の本院岳ダイレクトなどずっと行きたいと思い続けていましたが、今ではさすがに無理だと思います。無積雪期でも有名な蟻の戸渡りは行ってみたいです。
 また頚城の山々の魅力を再発見した気もしました。渋い山行になりました。

■黒姫山 2017/9/30
大橋(5:10/8:25)黒姫山(8:40/9:05)大池(9:10/10:45)大ダルミ(10:50/12:10)古池登山口(12:15/12:40)戸隠キャンプ場

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RW

小生、日本にある黒姫山(3つ)を全山制覇しました。昨年に青海黒姫山、3年前に信濃の黒姫山、そして48年前に我が故郷柏崎の刈羽黒姫山です。この3つの黒姫山トライアングルに何か謎が秘められているのでは・・と勝手に想像している所です。
by RW (2017-10-13 06:15) 

かばたん

3つも黒姫山があるのですか?確かに何か関係がありそうですね。解明お待ちしていま〜す
by かばたん (2017-10-13 13:21) 

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