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震度6弱 大規模地震ではないゆえの課題 [日常]

 ズズズと何かが迫り来るような感覚のあと、身体の真ん中を突き動かすかのような縦揺れがきました。台所で何かが割れる音がして、そのあとになって携帯電話が鳴り出しました。

 大阪府高槻市を震源地とする震度6弱の揺れから7日が経ちました。数日間、帰宅困難者を多くだした交通機関の乱れも収まりました。ニュースでは女児1人の犠牲を出したブロック塀を巡り、市や学校の不作為が大きな問題となっています。

 大阪府北部地震とメディアは呼び始めているようですが、地震を所管する気象庁は特に名前はつけないそうです。というのはマグニチュードが7以上でないと気象庁は名前をつけない慣習なんだそうです。行政から見ると今回の地震は「中規模な地震」でしかないのです。

 全壊や半壊など大きな建物被害がないのは事実ですし、ライフラインもガスが復旧すればひと段落するでしょう。街の機能はさしあたって不自由がなくなると思います。

 しかし阪神大震災や東日本大震災では、高齢者など社会福祉の現場を直撃し、今の日本が抱える様々な問題を浮き彫りにしたと言われています。

 大阪府北部地震も目に見えない部分で多くの困っている人たちがいるのではないでしょうか。この週末からは学生ボランティアも加わりました。ボランティアのニーズをきめ細かく、どのようにすくい上げるかが大事なんだろうと思います。

 そうした活動が継続して行われるように、忘れられないようにと願うとともに、私自身も被災地の為に何か行動に写さなければと思います。

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