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奈良・明日香は歴史上の史跡がゴロゴロ [大阪発家族でアウトドア]

 先週の丹波・虚空蔵山で、心配した腰痛は爆発もせず、ちょっと張るかな?程度でした。そこで今度は距離を歩くことにします。超メジャーハイキングコースの「明日香」です。近鉄で壺阪山駅へ行きます。

壺阪山駅前

 高取町は日本三大山城の高取城を擁します。その門前町がなかなかいいです。薬の街でもあるんですね。

土佐街道の街並みです

 光永寺に頼むと快く門扉を開けて、人頭石を見せてくれました。お寺との関係は全くないそうです。「高取城に運ぶはずだったものが、ここに放られたのでは?」「渡来人のペルシャの人の顔だと聞いてます」と話ししてくれました。

人頭石

 のんびりとした田畑の中の坂を登っていくと、キトラ古墳がありました。公園に整備されていて、駐車場も完備。さすが文化庁と奈良文化財研究所が管理しているだけあります。

キトラ古墳壁画保存管理施設

 施設内部は古墳のレプリカや発掘や漆喰を剥がす作業がわかりやすく説明され、その苦労がしのばれます。
 この日はキトラ古墳の東壁「青龍」の本物を公開していました。なんとラッキーなんでしょう。身分証明書の提示を求められたり、警備は厳重ですが30分も待てば展示室に入れてくれました。「青龍」はもっとも泥でわかりにくい壁画です。それでもやっぱり本物は違います。年に何回か公開しているそうです。「玄武」や「朱雀」、「白虎」「天文図」も見てみたいです。

檜隈寺跡からの風景

 この日はとにかくお天気が良かったです。田んぼは水が張られたばかりです。

高松塚古墳

 次なるは高松塚古墳。古墳時代最後の時期のこれら壁画をもつ古墳。渡来人がこの辺りに住んでいたことと密接な関係があるのでしょうね。

スミレだろうか?

 次は聖徳太子が生まれたとの説があある橘寺。

橘寺

 そして石舞台古墳です。今は石の上に登ったらいけません。割と最近まで登れていたような気がするのですが。
 説明員の型の話によると、蘇我馬子の墓との謂れは日本書紀に記述されている「池」や「墓の現場事務所」などの遺跡調査によって裏付けられているそうです。聞いていた一同が「ハァ〜」と感嘆の声をあげ「勉強なりました」とお礼を言っていました。

石舞台古墳

 岡寺まで急登を上り、「日本最大、最古の塑像観音像」をお参りします。その下の街並みも良かったです。この辺りからやや腰に違和感が…

岡寺の街並み

 亀石です。

亀石

 鬼の雪隠です。すぐ近くに鬼の俎板もあります。

鬼の雪隠

 最後は猿石です。南に少し歩くと近鉄飛鳥駅に到着です。
 とにかく明日香はすごいです。整備されているところももちろんあるのですが、亀石の類は道端にごろっとあるだけなのです。

P6160316.jpg

 「大丈夫か?」と腰痛に声をかけながらのハイキングでした。もうちょっと行けそう。でも重い荷物はまだ自信がない。

■明日香ハイキング 2018/6/16
近鉄壺阪山駅(10:10/10:45)キトラ古墳(11:40/12:15)高松塚古墳(12:25/13:20)石舞台古墳(13:40/14:00)岡寺(14:20/15:15)近鉄飛鳥駅

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