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ラウル・ミドンを見てきた [アート&ライブ]

ラウル・ミドン(RAUL MIDON)のライブを見に、なんばHatchに行く。当日券(\6800)を買って、ドリンク券(\500)でビールを。会場はオールスタンディング。座ってゆっくり見たかったな、と思っていると後ろの中年2人組も同じことを言っていた。客層は若い人が多い。
予定時刻を若干過ぎて、ローディーの腕を左手で持ちながらラウルが現れた。ラウルは盲目のシンガーで、スティービー・ワンダーと比較する人もいるようだが、確かに唄はうまいなあと感心。ギターも巧いし、どうやって音を出しているのかわからないブラスの音色を口で出している。実はラジオで曲が流れていたのを偶然聞いただけで、CDも聞いたことがないから、予備知識一切なしなのです。
アンコール1回含めて、およそ1時間半くらいでライブは終了した。良かったけど、やっぱり疲れた。あとギターはキザイア・ジョーンズを思い出させる巧さだけどカッティングがややきつかった。ラジオで聞いた時には、もうちょっとギターの音色が優しかったように感じたけど。


ステイト・オブ・マインド(期間限定)


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アルス・エレクトロニカ2005−その3 [アート&ライブ]

リンツの観光はアルス・エレクトロニカ以外他に何かないのか探してみました。ドナウ川から北に目をやると山のてっぺんに教会らしいものが見えました。
登山列車があるというので乗ってみることにしました。
 
かわいい駅ですね。登山列車は1両編成。のんびりとした雰囲気のもと出発進行です。電車は森林や広〜い庭付きの豪邸の間をゆっくりと上ります。

ふもとから見えた教会です。17世紀ころ?のものだそうです。

頂上には「Grottenbahn」という「おとぎの国」の世界がありました。洞窟をくりぬいて、第2次大戦後すぐに作られたらしいです。ディズニーランドの原型と言うと大げさでしょうか。洞窟の中では遊覧列車があるほか、「白雪姫」や「ブレーメンの音楽隊」などグリム童話の場面が人形で再現されていてなつかしい気持になりました。親も子も楽しめますね。半日過ごすのにちょうど良い感じ。

http://www.grottenbahn.at


ヨーロッパは伝統を重んじるというか、古い感覚をいつまでも残しているような、良い意味での田舎感覚を感じさせます。登山列車やGrottenbahnでは時間がゆっくり流れていたような気がしました。



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アルス・エレクトロニカ2005−その2 [アート&ライブ]

アルスのフェスティバル3日目に、ドナウ川を舞台にした劇が上演されました。第2次世界大戦後、ドイツのようにオーストリアが分断されたらという内容です。戦後60周年という節目を意識した内容なのでしょう。夕暮れ迫るドナウ川の堤防に続々と人が集まって来ました。
川には大きなモニターが浮かべられ、劇はモニターに映し出される戦時中のニュース映像と、河岸で演じられる劇とをシンクロさせながら進みます。

そのうち爆音が上空から聞こえたかと見上げると、プロペラ機が・・・!それからも劇の時代背景に合わせてジェット機まで飛んで来ました。

劇はクレーンを使ってトラックや人を宙吊りにしてハラハラドキドキ

フィナーレは花火があがって終演です。観客はモニター、劇、上空と周りがすべて劇場となるわけですから大興奮でした。

あまりに花火が近すぎて画角に入りきらない。

しかしまあすごいもんです。オリンピックの開会式とか見るといつも思うけれど、欧米ってエンタテインメントについて一枚上手だなあと思いますね。日本はこんな大掛かりな、しかも歴史を正面からとらえた作品はできないでしょ、やっぱ。

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アルス・エレクトロニカ2005−その1 [アート&ライブ]

先日ひょんなことからオーストリアに行く機会がありました。オーストリアというと音楽の国というイメージがありますが、、リンツという町でイベント「アルス・エレクトロニカ」というサイバー・アートの祭典があるというので見てきました。
さて、行くまで知らなかったのですがリンツ市はドナウ川が流れています。ドナウ川のほとりには「アルス・エレクトロニカ・センター」が建っていて、地下1階から4階までそれぞれバーチャルな空間を創造しています。

とは言っても、ディズニーやUSJ、愛と地球博、それにゲームセンターに慣れた日本人から見ると、「アート」だけに少し物足りないかもしれません。会場内の係員が説明を丁寧にしてくれるのですが、これも来場者が少ないからできることなのでしょう。

http://www.aec.at/

町じゅうがお祭りの雰囲気に囲まれていて、いたるところでアートの作品が展示されています。街の中心地、ハプト広場に行くと、Theo Jansen (The Netherlands)のStrandbeestという作品が展示されていました。砂浜の上を歩く一種のロボットなのですが、その動きは「スターウォーズ」のメカを思い起こさせる優雅な足さばきを見せます。電気は用いず回転軸や「てこ」の原理を応用したもので、サイバーとはかけ離れた物体です。シリコンの上でなら不可能なことなどない現代だからこそ、メカニカルなこの作品は「わくわくさせる」ものでした。この作者は宇宙人だ。ちょっと頭の構造が違うと思う。

http://www.strandbeest.com/

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