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服部文祥の「サバイバル!-人はズルなしで生きられるのか」を読んだ [山の本、TVなどメディア関係]

サバイバル!―人はズルなしで生きられるのか (ちくま新書)

サバイバル!―人はズルなしで生きられるのか (ちくま新書)

  • 作者: 服部 文祥
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 新書
「サバイバル登山家」の著書が出した新書版の本です。魚を丸かじりしている大変強烈な表紙で、一躍有名になった人ですね。雑誌「岳人」の編集員でもあり。登山家としてもK2を登ったり、サンナビキ同人と積雪期の黒部に入ったりと、性根の座った登山をしている方だと思います。
この本も第2章の「サバイバル実践」は、日本海から上高地まで長大な登山を、縦走ではなく沢をつなげながらなしとげています。以下は主なルート取りです。
青海~アイサワ谷~犬ヶ岳~北又谷~長尾谷~恵振谷熊ノ平~水谷乗越~柳又谷~清水岳~不帰岳避難小屋~欅平~小黒部谷~剣沢~内蔵助平~廊下沢~黒部上ノ廊下~鷲羽岳~樅沢~槍ヶ岳~上高地
しかしこの本は、アマゾンのカスタマーレビューでは割と評判が良くないですね。まあそれもわかるような気がします。「ズルをしないとは、本当の自分自身と向き合って、本当の自分自身をごまかさないということなのだと思う」。
なんかこう「自意識」というか「押し付けがましさ」が出てきているような気がします。他人からどう見られるか。自分の行為の正当化とか・・・
でもね、やっていることはスゴイと思いますよ、やっぱし。
サバイバル登山家

サバイバル登山家

  • 作者: 服部 文祥
  • 出版社/メーカー: みすず書房
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本

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