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前穂北尾根0 「上高地は若い女性ハイカーが増えたなあ…」 [前穂北尾根 2009夏]

大正池や帝国ホテルを通り過ぎて緑に見とれていると、まもなく上高地に着きました。6~7年ぶりの上高地は、バスターミナルもとても整備されていました。河童橋からの眺めはやっぱり日本離れしています。「久しぶりだな~」と実感。

上高地・河童橋からの眺め

いつものことながら梓川沿いの道を行くのですが、本当に景色の良いところですね。明神岳の岩壁もやっぱりすごい。

徳沢ではテントの展示会が開かれていた

徳沢の緑いっぱいのテン場ではテントの展示会が開かれていました。

屏風岩!

屏風岩はこの晴天の中、信じられないことに誰も登っていませんでした。う~ん残念。

涸沢までの道のりは遠い…

緑がきれいです。上高地からおよそ6時間で涸沢に着くことができました。今回は軽量化のため小屋泊まりです。涸沢ヒュッテに泊まったのですが、「涸沢フェスティバル」のおかげで布団1枚に2人という超過密な状態でした。仕方ないですね(T_T)、テントを持って前穂北尾根を登る力は今の私たちには期待できません。

涸沢フェスティバルで賑やかだ

しかし道中どうもいつもと違うような…若い女性ハイカーが非常に多いのです。これはいったいどうしたことなんでしょう?

山で女性というと、20年ほど前はワンゲル部の女子くらい、それが中高年ブームで元気なおばさんが幅を利かすというのが「これまでの定説」だったはずです。それが、目の前にいるのはメイクもしっかりしたおしゃれな女性がたくさん、たくさんいるのです。ザックも登山靴もそれなりにしっかりしていて、帽子に最新のウェアと、とってもカッコい~!スカート姿で登山するのが流行っているのですね、びっくりしました。

中には女性複数に男性1人というなんともうらやましいというか、こっぱずかしいというか…

確かに「涸沢フェスティバル」の効果はあると思います。涸沢ヒュッテでは漫画「岳」の作者、石塚真一さんや田部井淳子さんが講演を開き、多くの若い人たちが聞き入っていました。(石塚さんは若くして渡米した際のクライミング熱中時代を語っていました)

「岳」の作者・石塚真一さんが講演していた

なんだかこちらまでおしゃれしたくなってきます。他に気付いたのは上高地まで自転車で来ている人がいたこと。自転車はブームなんだなと。なんか皆が上高地を舞台に思い思いの楽しみ方をしているのがよくわかりました。クライマーの影が薄くなるのもわかるような気がします。それでよいと思いますけど、、、クライマーが威張っている時代はとうに過ぎてしまったのですから。というかクライミング自体悲壮感を持ってではなく、もっと自然体で登るんでしょうね、今ドキの若者は^_^。


前穂北尾根 2009年9月5日~6日

◆1日目  上高地(7:10/10:00)横尾(10:30/13:20)涸沢ヒュッテ

前穂北尾根0 「上高地は若い女性ハイカーが増えたなあ…」

◆2日目  涸沢(3:55/5:25)5・6のコル(5:40/9:50)前穂高岳(10:50/15:40)河童橋

前穂北尾根1 涸沢~5峰 「浮き石には気をつけよう…」

前穂北尾根2 「4峰はルート複雑、難しい…」

前穂北尾根3 「3峰は快適!大展望を楽しむ」



岳 (1) (ビッグコミックス)

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  • 作者: 石塚 真一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2005/04/26
  • メディア: コミック



上高地


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