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大学山岳部のブログから 2016無積雪期 [大学山岳部のブログから]

 勝手に大学山岳部の活動を応援する「大学山岳部のブログから」です。今回は2016年度の無積雪期をお送りします。

▼活動の多彩さで目を引く同志社大学
 フリークライミングは小川山や名張、さらにはヨセミテまで活動範囲を広げています。かと思えば、北アルプス縦断12泊13日という重厚な登山もやっています。ヨセミテも縦走も若者の成長に立ち会えたような気がして、読んでいるこちらまで嬉しくなってしまいます。
 しっかりしたリーダーシップをとっていないとここまでバランスのいい活動はできないだろうと想像するのですが部員紹介を見ていると4回生が元気いっぱいな感じですね。

▼今年の劔は雪が少なかった!
 年々、劔で合宿を行う大学が少なくなっているようなのですが、早稲田大学は真砂沢に定着したようです。しかしそのブログを見ていてびっくりしたのが、雪渓の少なさです。雪が少なかった年であることを考慮しても特に3枚目の写真は異常な光景ですね。遠くに真砂沢ロッジが見えるのですが、私が学生の時、谷間は滝が顔を出している以外は雪渓で埋もれていたものですが…
 日本大学の記録には、雪渓が切れて八ツ峰6峰Cフェースに取り付けなかったとの記述もありました。

▼早稲田にヨセミテ帰りの4回生
 7月まで米・オレゴンで留学していた4年生がEl Capitanノーズの登攀というお土産を持って帰ってきました。物怖じしない堂々としたものです。彼はその後も瑞牆や滝谷など行ってます。部への影響が大きそうですね。

▼沢も岩も縦走も 首都大学東京
 滝谷といえば首都大学東京もドーム中央稜とクラック尾根に行きました。私たちの世代にとっては東京都立大学で馴染みのある首都大学東京は、沢も縦走も男性も女性もいて楽しそうで多様な登山をしているようですね。

▼長大な縦走が目立ちました
 先ほどご紹介した同志社大学の北アルプス縦断12泊13日(上高地〜北穂高〜槍ヶ岳〜白馬〜日本海)。首都大学東京の南アルプス9泊10日(夜叉神峠〜甲斐駒ヶ岳〜北岳〜光岳〜畑薙ダム)。日本大学の南アルプスは台風に3回も影響を受けながらも14泊15日(夜叉神峠〜甲斐駒ヶ岳〜北岳〜光岳〜大無間山〜田代)。もちろん明治大学も9泊10日で南アルプス縦走(広河原〜北岳〜荒川岳〜畑薙ダム)しています。

 先日、立山で東京工業大学のワンダーフォーゲル部が雪崩で遭難しました。山岳部のみなさんもくれぐれも事故のないよう気を引き締めて冬のシーズンを迎えてください。クラブが順調な時ほど要注意だと思います。

過去の「大学山岳部のブログから」はこちら
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RW

大学部の山岳部と言うと我々世代の10年以上前はシゴキなどのイメージが残っていますが、今はどんな雰囲気なのでしょうかね?
by RW (2016-12-05 22:45) 

かばたん

80年代にはシゴキはなかったですね。部員が減少する一方でしたから。今の山岳部はブログを見ている限り、めちゃくちゃピースフルですね(^ ^)
by かばたん (2016-12-06 07:40) 

RW

時代は変わりましたね~!今は可愛い山ガールに囲まれて最高の雰囲気かも!
by RW (2016-12-07 07:16) 

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