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北八・蓼科山 茅野前夜泊でバスアプローチ [東京での登山と日常]

 電車バス派には、冬季登るのはなかなか難しい山です。結局、始発バスに乗るため茅野で前夜泊することにしました。
 翌朝7:55発のバス[バス]に乗り込み、石臼台別荘地というバス停で下車。自分だけかと思っていたら他に3人下車されていました。それにしても寒っ〜。
 ここから45分除雪された車道を歩き、女乃神茶屋登山口から山道に入ります。

女乃神茶屋登山口から 最初はなだらか

 道はよく踏み固められていて、すぐにアイゼンをつけました。雪がちらつくお天気です。ついでにミドルウェアを脱いでアンダーウェアの上に直接アウターを着ます。アウターのベンチレーターも開けました。

アイゼンで急登はくるぶしが痛い

 蓼科山は冬山初心者向けと言われています。森林が続いて風に吹かれませんが、急登が3段あってこれがなかなかきつい。アイゼンを雪面にフラットに置くとくるぶしが痛くなります。悲鳴をあげそうです。

茅野 諏訪方面を振り返る

 やがて森林限界が近づいてきました。途端に風が強まりました。顔をあげていると雪の粒が飛んできてまつ毛にくっつきます。俯いて先行者のトレースを追いました。

森林限界が近い

風が強い

 頂上近くに来ると風は弱まりました。あまり遠くの展望はききませんでしたが、高く登ってきた実感が湧きます。山頂は2531mです。

振り返る 街を背景に

蓼科山頂上

下山する人たち

 山頂を後にして、途中から茅野在住の方と話をしながら一緒に下山しました。仕事の関係で来られたそうですが、茅野のこと諏訪のこと、八ヶ岳のことをよくご存知でした。おまけに白樺湖経由で茅野駅まで車で送ってもらいました。感謝〜。
 初めて会ったのに、昔からの知り合いのような方でした。なんだか別れが惜しい、そんな出会いってあるんだな〜。
 人との出会い…考えてみれば久しぶりかもしれません。余韻に浸りながら、14時16分の特急あずさに飛び乗りました。

サルオガセ

■北八ヶ岳・蓼科山 2022/2/5
石臼台別荘地(8:45/9:30)女乃神茶屋登山口(9:35/11:45)蓼科山(11:50/13:15)登山口


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