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浅間山(前掛山)に電車バスで日帰り  [東京での登山と日常]

 ここのところ前泊の山スキーが続いていたので、「日帰りでどこか」と考えていたら、浅間山に電車バスで日帰りしている記録を見かけました。「よし、いっちょやったるか〜」と新幹線に乗って佐久平駅へ、そこからバスに乗って高峰高原ホテルまできました。
 車の人は浅間山荘からピストンする方が多いのですが、浅間山荘はバスだと最寄りのバス停から1時間?ほど歩かなければなりません。高峰高原の方がシンプルだと考えたわけです。

20220423浅間山看板.jpg

 浅間山は活火山です。現在はレベル1で前掛山までの登山が許可されています。念のためヘルメットをリュックの中に入れています。使うことはないと思いながらも念のためです。

20220423高峰高原ホテルが見える.jpg

 ここらはカラマツが有名らしく(バスの案内でもアナウンスがあった)、森が広がっています。きっと新緑、紅葉の頃はとても綺麗でしょうね。上の写真で真ん中に高峰高原ホテルが見えます。ちなみにトイレを借りたのですが、とても感じの良いホテルでした。

20220423浅間山〜黒斑山より.jpg

 残雪の残る道を登って黒斑山には10時50分につきました。「ガトーショコラ」と呼ばれているそうです。上手いこと言うな〜。
 今回の日帰りを成功させるにあたって、タイムスケジュールを立てているのですが、すでに10分オーバーしています。割と頑張って登ったつもりなのに…。残雪が続いたので、最初からチェーンスパイクとスパッツをつけたらよかったと反省してここからつけます。残雪はなんだかんだでJバンドまで続きました。

 やがて核心部と思われるJバンドに到着しました。先行者に追いつきました。

20220423Jバンド.jpg

 Jバンドはよく考えられたナイスなルートファインディングだと思いました。壁の弱点をうまくついています。ただし急崖なため転落は許されません。雪渓傍を下って、そのまま下へジグザグな踏み跡を下ります。

20220423Jバンド2.jpg

 そこからは適当なところを登り、浅間山の一般ルートに合流しました。ひたすら登ります。風が強くなってきました。稜線に上ると立入禁止の看板。

20220423立入禁止の看板.jpg

 右手の稜線を風に吹かれながら足を進めます。途中、ソフトシェルを着込んでバナナを食べてパワーチャージです。

20220423前掛山への稜線.jpg

 13時に前掛山到着です。タイムスケジュールに追いつきました。さっさと下山を始めます。

20220423前掛山頂上.jpg

 元来た道を戻ります。Jバンド上で14時でしたが、ここから割と時間がかかりました。黒斑山には15時10分。バスに間に合うか微妙です。ところが下山に中コースを選択するとこれがとっても歩きやすく思わず笑顔になってしまいました。結局16時にバス停に到着。16時19分の新宿行きバス(3,150円とお得です!)に間に合いました。

 浅間山は大きくて、荒涼とした大地がなんだか別の惑星に来たみたいな感じがします。関東の山に登るようになってから、火山性の山を登ることが増えました。活火山が多くて、地震も多い。わりと大地が動いているのを実感します。

 なんか「日帰り」「電車バス」にこだわったがために、あんまり山を楽しめなかったような気がします。少し反省。自分に余裕がないとやっぱり心の底から楽しめませんね、何事も。
 でもまあ、充実感があるのも確かですけど。

■浅間山(前掛山) 2022/4/23
高峰高原ホテル(9:30/10:50)黒斑山(10:55/13:05)前掛山(13:05/15:10)黒斑山(15:10/15:55)高峰高原ホテル
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