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丹沢・塔ノ岳は雨に降られました [東京での登山と日常]

 天気予報は「曇りで、昼から回復して晴れ間がのぞく」を信じ、曇り空のもと代々木上原の駅で小田急線に乗り換えて丹沢を目指します。渋沢駅でバスに乗って大倉登山口へ。登路とする大倉尾根は「ばか尾根」と呼ばれています。

塔ノ岳・大倉尾根なだらかなところもある

 途中には緩やかなところもありますが、基本は「ばか尾根」です。ぐんぐん高度を上げていきます。植生保護のために木道や階段が設置されています。段差が少なく丁寧な仕事をしています。

植生保護のために木道となっている

リンドウ

シロヨメナでしょうか?

 やがて塔ノ岳の頂上に着きました。登る途中は霧雨のような天気でしたが、頂上に着いた時にはまあまあな雨粒となりました。ついに雨具を取り出して着込みました。魔法瓶に入れてきたお湯で素早くカップラーメンを食べてすぐに出発。

塔ノ岳頂上

 同じ道を下るのもなんですので、表尾根を下って、ヤビツ峠へ向かうことにしました。ヤビツ峠のバスは14時台には34分と51分の2便あるようです。

ヤビツ峠へ表尾根を下る

ヤビツ峠へ表尾根を下る。鎖場も

 表尾根は途中で切れ落ちた細尾根が出てきたり、鎖場が出てきます。丹沢自体は崩壊地形なのでしょうか。

 途中で茶屋もありました。そして三ノ塔の避難小屋は大きくて立派でした。中から賑やかな声が聞こえてきます。あとから聞いた話によると、ヤビツ峠から登ってきた人は、雨で塔ノ岳を諦め、三ノ塔の小屋で引き返す人もいたとか。

アザミ

 結局13時半ごろにヤビツ峠に到着しました。下山すると晴れ間が出てくるいつものパターンです。峠には自転車やバイクの愛好者がたくさんいらっしゃいました。カフェなんかもできたようですが、一人だし遠慮しました。
 アマチュア無線のスイッチを入れると、この日はCQコンテストの日のようで賑やかです。聞いていたら、あっという間に時間がすぎてバスに乗る時刻になりました。2時間半ほどで家に到着。アクセス便利だな〜。

ヤビツ峠

 やっぱり雨とガスでは、もう一つ記憶に残りません。丹沢自体は他にも色々コースがあるようですので、いつかリベンジですね、これは。

■丹沢・塔ノ岳(2021/10/10)
大倉(7:45/9:40)塔ノ岳(10:35/13:40)ヤビツ峠

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