SSブログ

千葉・銚子をぶらり 電車、海鮮ランチと見どころいっぱい [東京での登山と日常]

 たまには関東の日帰りトリップをと、ふと思い立って千葉県の銚子へ行きました。連休中とあって多くの観光客で賑わっていました。

 まずは銚子電鉄。ぬれ煎餅ブームが話題となっていましたね。2両編成のガタゴト走る電車です。車掌さんが一生懸命車内を回って切符確認をしていたのが印象的です。

銚子電鉄

 銚子といえば醤油ですが、コロナ禍でいまも工場見学はできません。駅の観光協会に勧められるがままに妙福寺の「臥龍の藤」を見に行きました。ちょっと散り気味でしたけど、その華やかさが想像できました。

妙福寺の臥龍の藤

 銚子電鉄の一日乗車券を買って、観音駅で下車。飯沼観音へお参りすると、脇に「飯沼水準原標石」という案内が目につきました。明治5年オランダのリンド技師が設置したそうです。
 地図に詳しい知人によると、明治初期、河川系は運河が発達したオランダの技術者からの指導、まちづくりや鉄道はイギリス、美的な地図はフランスに日本は技術を教わったそうです。ドイツ方式に統一するのはその後のことだそうです。当時の日本人は知識の取得に貪欲だったのですね〜

飯沼水準現標石

 国木田独歩の標石も見て、漁港近くまで来ると、突如として行列が目に飛び込んできます。海鮮のランチを求める人たちです。その中で行列になりかけているところがあったので、前知識なく素早く並びます。こういう時、躊躇するとろくなことありませんから。

海鮮丼

 「海ぼうず」というお店で、限定の海鮮丼とレアな深海魚「あぶらぼうず」の照り焼きを頼みました。昼ですが、ビール中瓶も。
 あぶらぼうずは白身なのですが、なんだかトロッとした食感が特徴的です。ペロリと食べちゃいました。
 あ〜、それにしても銚子でランチなんて、24時間前は全く想像していませんでした。

あぶらぼうず照り焼き

 銚子電鉄に乗って今度は犬吠まで。犬吠埼の灯台を訪れてみますが、ここでも行列でした。

犬吠埼の灯台

 電鉄車内のアナウンスがあったのですが、こちらの海岸で東映のオープニング映像が撮影されたのだとか。今はCGになっているとのことです。今度注意して見なくては。

東映のオープニングの海岸

 駅に戻って鯛焼きを食べました。銚子電鉄は今はぬれ煎餅が有名ですが、元々はたい焼きで有名なんだそうです。「およげ!たいやきくん」が流行った直後に鯛焼き販売をしたところ、大ブームとなって大儲けしたんだとか。昔からアイデアと思いきりがよかったんですね。

銚子電鉄の鯛焼き

 地球の丸く見える丘展望台で、太平洋を望んだ後は、銚子電鉄の終点「外川駅」へ。ここはNHKの連続ドラマ小説「澪つくし」のロケ現場となったところです。主演の沢口靖子は大阪が誇るアイドルです。当時同じ高校に通っていた知人に言わせるとデビュー前から「テニス部の沢口先輩はものすごい人気で他校生が見に来ていた」とのこと。ちなみに私は長女役の桜田淳子さんが好きでした(^ ^)

銚子電鉄 外川駅

 今回のような「旅」もいいもんですね。よかったです。

nice!(4)  コメント(1) 
共通テーマ:スポーツ