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コロナの時代 登山で心がけてみようと思うこと [クライミングを復活させたい]

 関西では緊急事態宣言が解除され、関東や北海道ももうすぐ解除されそうですね。緊張を維持しながらも、やはりホッとしてしまいます。

 ノーベル賞の山中伸弥教授が、今回のウイルスは「恐るべき“二重人格”の持ち主で、ほとんどの人は軽症か無症状で済むのに、数%の人には強力に襲いかかって命を奪ってしまう」この恐さが「季節性のインフルエンザと段違いに違う」と月刊誌の対談で話していました。

 ワクチン開発は少なくとも1年はかかる見込みとのこと。こうした状態で、どう登山を再開したら良いのか、考えて見ました。あくまで私見です。

①人の多いルートは避ける。人と距離をとる。アプローチのマスクは必携。登山中のマスクは状況を見ながら判断。
②まずは近場のハイキングから始める。
③コンビニでトイレを借りられるようになるまで、公共トイレなどでこれまで以上に用を済ますことを意識する。SAや道の駅を確認しておく。公共交通機関はできるだけ使わないようにしたいのですが…
④山小屋は閉まっている。泊まりがけはテント泊が基本となる。(今までもだいたいテント泊だったけど)携帯トイレを持ち歩くようにする。買う必要あり。
⑤地方へのインパクトを考えて、状況を見ながら対象山域を広げていく。
⑥日頃から体温を測って体調管理をする。いざという時に過去2週間の体調を答えられるようにしておく。

 こう考えてみると、単独行が増えるでしょうね。それはそれで遭難が増えたりしないでしょうか。
 関西の緊急事態宣言が解除されたのが5月21日。6月初旬に感染がぶり返しているかどうかが、登山も含めた行動範囲拡大の目安かなと思っています。

 作家の村上春樹さんのラジオ番組「村上RADIOステイホームスペシャル~明るいあしたを迎えるための音楽」を聞きました。誰かを責めるような今の社会の風潮を懸念していることや、今回のウイルスとの戦いは戦争の憎しみとは違って、互いが助け合うようなもの、というようなことトークしていました。

 寛容な社会が叫ばれて久しいですが、相手への思いやりを大事にしながら、だけど距離をとって…手探りの生活の始まりです。新しい生き方が見つかるかもしれない、そんな希望を持ち続けたいと思っています。

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モンベル自立型ツエルトのポールを修繕してもらった [クライミングを復活させたい]

モンベル U.L.ドームシェルター 2型

 モンベルの自立型ツエルト「U.L.ドームシェルター2型」。去年秋に南アルプス縦走で初めて使用した時に、呆れるほどショックコードが伸びきっていて、なかなかポールが繋がりませんでした。

 買ったのは2年ほど前で、全然使う機会がなかったのです。油断しきって点検せずに持って行った私が悪いのでしょうが、「こんな伸びる?」とやり場のない苛立ちを覚えました。

 とは言うものの、素直にモンベルに修理に出したら¥2,000円(税抜きだったと思う)とのこと。2週間ほどで出来上がりました。コロナが本格的に流行る前のことです。

 モンベルのカタログには「就寝を目的としたテントではありません」と注意書きがあるのは承知の上で、もう少しいろんな用途に使いまわしたいです。雨が降りそうもない週末に、低山を繋げて縦走するとか…。

 コロナ。6月にでもなれば、ちょっとは行動できるかな?

モンベルの自立型ツェルト
去年秋の南アルプス白峰三山縦走で使った時のモンベル U.L.ドームシェルター 2型



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「このご時世ですから…」GW登山はやはり自粛で [クライミングを復活させたい]

 最近はマスクをしていない人が前から歩いて来ると、心の中で「えっ」と思っている自分に気がつきます。集団でもなく、話をしているわけでもなく、息を弾ませているわけでもないのに。家にいた方が気が楽という気分になってきている…
 
 さて「山岳四団体が連休中の登山自粛を要請」「登山は地元に迷惑がかかる」旨の記事を前回書きましたが、そのすぐ後に、やはりということが起きました。東京都内の36歳の自営業男性が遭難した後、新型コロナウイルス感染の疑いのあることがわかり、濃厚接触者として救助隊員やパイロットが2日間自宅待機したというのです。(以下は4月28日の信濃毎日新聞抜粋)

県警関係者によると、男性は25日、単独で阿弥陀岳に入山。午後1時ごろ、頂上に近い御小屋尾根付近(2500メートル)から滑落し、動けなくなった。男性の119番通報を受けて県警ヘリの他、茅野署員、諏訪地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員が地上から出動。男性は午後4時半ごろ、ヘリで救助された。

男性は収容先の諏訪市内の病院で左手首骨折の重傷と診断された。その際、CT検査の肺の画像で、新型コロナウイルス感染の疑いが浮上。PCR検査を受けることになった。仮に男性が陽性だった場合、濃厚接触者に該当する可能性があるとして、ヘリに搭乗した県警山岳遭難救助隊員やパイロット、整備士、隊員と松本空港に帰着した後に接した別の隊員ら計10人前後が自宅待機した。

27日、男性は陰性と判明。自宅待機は解除された。


 起きてはならない時に、遭難って起こるもののような気がします。登山は社会的責任が伴います。ここはグッと我慢です。でも週開け(5/4)の緊急事態宣言の延長で、また登山再開が遅れそうです。

 クライミングジムも経営難に追い込まれていて、日本クライミングジム連盟では署名活動を4月28日から始めたそうです。

 集団免疫を目指しているスウェーデンは極端だと思いますが、新型コロナウイルスと共存する社会を世間が許容できるかどうか、そのコンセンサスをどう取るかでしょうね。

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上高地も閉鎖…山岳4団体が登山自粛を要請 [クライミングを復活させたい]

上高地から穂高連峰
写真は3年前の5月に撮影


 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が全国に拡がり、すでに長野県の上高地の山小屋は閉鎖され、アクセスもできなくなっています(沢渡までのようです)。立山黒部アルペンルートも5/10まで営業休止。おそらく日本全国の山がこの状態だと思います。

 山岳4団体(日本山岳・スポーツクライミング協会、日本勤労者山岳連盟、日本山岳会、日本山岳ガイド協会)は「山岳スポーツ愛好者の皆様へのお願い」と題する文章を4/20HPに掲載しました。

都市を離れ、清浄な空気と自然を求めての登山やクライミング行為は、出先の方々への感染を広め、山岳スポーツ愛好者自身が感染するリスクを高めます。


 そして「事態の収束を見るまで山岳スポーツ行為を厳に自粛していただきますよう山岳四団体としてお願いいたします」としています。

 岐阜県の登山自粛の文は「なるほどなあ」と思いました。

もしも感染者が遭難や救助の対象となった場合、普段の救助活動以上の負担がかかることになります。さらに警察・消防等の関係者が濃厚接触による隔離等の対象となった場合、その後の活動に多大な影響が出る可能性があります。


 槍ヶ岳山荘のライブカメラを見ますと雪をラッセルしている姿が撮影されていました。小屋開けに向けて、備えだけは進めているようです。

 人がいないゴールデンウィークの山は、さぞかし山本来の静けさに包まれているのでしょうね。いまは現実を受け入れるしかないですね…

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高校山岳部のOB会 人生いろいろありすぎて [クライミングを復活させたい]

 高校で山岳部に入っていました。年度初めの歩荷訓練をへて、アルプスでの夏山合宿。近郊の山を日帰り登山。春山は近畿は近畿でもちょっと遠方の山でテント泊。残雪の山を楽しみました。

 何かあるとすぐに六甲芦屋の砂防ダムの上にテントを張り、ロックガーデンを少し登ったところで神戸の夜景を見ながら話し込みました。時間がすぎるのも忘れて、時にはブルブル震えながら。

 昔の友達や知り合いと集まることが多くなりました。今回は高校山岳部のOB会です。山岳部自体はとっくに廃部になってしまったけれど、先輩方はずっと付き合いがあったそうです。ひょんなことからお呼びがかかった次第です。

 ほとんどの同期の消息がわからなかったのですが、今回一人と再会できました。普段はあんまり喋らないのに、酔っ払うと手がつけられなくなる酒癖は昔のままでした( ^∀^)

 先輩方とも久しぶりに話ができました。思い出話でひとしきり盛り上がった後、会に来られなかった人の話になった。身内に不幸があった人もいた。自ら闘病生活を送っている人もいた。憧れの女性の先輩はとっくの昔に鬼籍に入っていた。みんなあんなにお世話になったのに…

 同期の女子部員には、ダメもとで昔の住所にハガキを出したら返事が返ってきました。でも「連絡ありがとう」とあるものの近況報告はなく、かえって不安になってしまいました。

 30年の月日は重い。どうせ何もできないのなら、知らない方がいいこともあると思いました。
 会えた人より会えなかった人の方が気になるんだ。

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お盆の山行が中止に…体調崩して [クライミングを復活させたい]

 数日前から腹を下してしまい、すぐに治ると思っていたら、全然治らない。本当は8月11日と12日で山に行くはずでしたが中止。パートナーさん「暑いし無理しないほうがいい。山は逃げない」とのお言葉。このお盆は大人しくすることにしました。

 最近、内省的になりがちなので、山に行って気分変えたかったなー。(-_-)zzz


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沢登りのスパッツを買いました [クライミングを復活させたい]

caravan 渓流スパッツプロII

 ちょっと梅田へ行く用事がありましたので、空き時間を利用して梅田第4ビルのロッジへ。入り口に入ったところに沢登りのコーナーができていました。

 そういえばスパッツのチャックがバカになっていたなあと思い出し、すぐに買うことにしました。夏山セール10%引きで¥4,050(税抜き)でした。サイズはLです。私ふくらはぎが太いのです[バッド(下向き矢印)]

 今年は長雨の影響で沢登りをしていません。さあ、どこへ行きましょうかね〜(^ ^)

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モンベルの修理に感激 冬用ジャケットが破れたのですが… [クライミングを復活させたい]

モンベルのジャケットが破れた

 2017年の12月にモンベルの冬用ジャケットを買って2シーズン目。スキーに着て行ったときに、リフトの座席シートに裾が引っかかったらしく、破れてしまいました。うわ〜ん(泣)

 直るのだろうかと、不安な気持ちでモンベルのショップへ行くと「直りますよ」となんとも頼もしい答え。「リフトでのトラブルってよくあるんですよね〜。僕もやったことあります」と。教えてくれました。

モンベル 修理できた

 およそ3週間後にできて帰ってきたら、ご覧の通りどこが破れたところかわからないくらいになって、帰ってきました。これで2,000円です。素晴らしい。やっぱり日本のメーカーだなあ、と思いました。(外国のメーカーのメンテナンスの実情はよく知りませんが…)

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ラトックI峰北稜が登られたのですね [クライミングを復活させたい]

 再登がなかったラトックI峰が北稜からのバリエーションで登られたそうです。

 ラトックI峰というと高田直樹さん率いる隊の初登が有名ですが、高田さんがエピソードをHPに書かれています。やはり相当思い入れがあるのだなあと思います。

 岩と雪70号(1979.Oct)を見返すとクロニクルにラトックI峰を高田さんのビアフォ・カラコルム登攀隊が、ラトックIII峰を広島山の会がいずれも初登頂したことを熱く報じていました。

これによって、ラトック三山のうち未踏で残されていた二つの峰が、いずれも日本隊の手に落ちたことになる。


 70号にはメスナーがK2をアブルッティ稜から無酸素で登頂したことを報じていて、時代の熱気を感じさせます(^ ^)

■関連エントリ
Alpinist30 ラトック山群での日本人クライマーの活躍
「山から学ぶこと」京都府立大学山岳部70周年シンポに参加して


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